世界でいちばん詳しいWSOP参加ガイド 2018年版
を作成しました。
25000字以上の長文記事ですが、WSOPに参加される方は是非ご覧ください。
- 旅の準備
- 出発当日
- 機内~米国入国
- ラスベガス到着~ホテルまで
- WSOP準備
- WSOPトーナメント当日
- トーナメント選び
- おわりに
旅の準備
1.1 パスポート
ラスベガスは米国にあるので、パスポートの取得は必須。
こちらを参考にパスポートを申請してください。どうせこれから毎年WSOP行くようになるんだから、10年間有効なパスポートの取得をおススメします!
因みに日本のパスポートは「半年以上残存有効期限がないとダメ」規制の適用除外なので、米国出国日まで有効期限があれば大丈夫です。
また、WSOP等では、住所の記載のないパスポートについては、2種類目の身分証を求められる可能性がありますので、日本の運転免許証も持参しましょう。運転免許がなければ、公共料金の明細、クレジットカードの明細、銀行の明細など、住所の記載のある文書を用意しましょう。マイナンバーカードもいいかもしれません。
住所の記載があることと、写真と生年月日が一致することを確認するために使われると推測されますので、運転免許証やマイナンバーカードは日本語でも大丈夫です(運転免許証については確実に日本語のみで問題ありません)。
銀行の明細は英語のものがあった方がよりよいですが、日本語のものでも持っていった方が無難です。
1.2 電子渡航認証システム(ESTA)
米国に入国するには、「電子渡航認証システム(ESTA)」の申請・承認が必要になります。(ビザがある人は不要。)
ESTAを忘れる人は本当に多いので要注意!
ESTAはオンラインで申請でき、通常はその場で、長くても翌日や1週間程度で承認が降ります。
こちらのウェブサイト申請してください。いずれも日本語で申請可能なので安心。
申請手数料は14ドルで、クレジットカードでの決済が必要です。
ESTAは1度取得したら2年間有効です。2年以内に何度米国に行っても、その都度申請する必要はありません。
なお、WSOPのタイミングに合わせて90日以上米国に滞在しようと思っている人は、別途ビザの申請が必要になるので要注意。
ただ、観光目的でビザを取るのは難しい(=就労目的とみなされる)ので、挑戦するのは強くお勧めしません。
1.3 クレジットカード
米国はクレジットカード社会で、ほとんどすべての場所でクレジットカードが使える(むしろ現金での支払いはほとんどしない)ので、クレジットカードを持っていない人は、VISAかMasterのクレジットカードを取得しておきましょう。JCBは使えない店が多いです。
カードによっては海外での使用を制限しているところもあるので、渡航前にカード会社に電話をしてラスベガスに旅行に行く旨連絡しておきましょう。
1.4 米ドル
米ドル現金を日本の空港の銀行で調達するのは、為替手数料が法外なほど高いのでお勧めしませんが、一番楽なので、手数料の支払いを厭わない人はそれでもいいでしょう。
銀行で米ドルを1万ドル入手するには、例えば、2019年5月30日のレートでは、東京三菱UFJ銀行成田出張所で112万4200円が必要です。(両替レートは1ドル=112.42円。為替レートは1ドル=109.42円で、為替手数料は1ドル当たり2円。)
私がお勧めするのは、ネットの宅配業者を利用する方法です。
一番有名なのは、「doru.jp」で例えば同じ日のレートで1万ドルの現金を112万2800円で送料無料で自宅まで宅配してもらえます。(10万円以上で送料無料。10万円未満でも送料400円。)
銀行振込だとFX口座を利用する方がより安く入手できますが、米ドル現金の調達であれば、おそらくこの方法が一番安いと思います。
このほか、都内であれば秋葉原にあるインターバンクを使う人も多いです。来店が必要ですが、同じ日のレートで1ドル109.98円で購入できます。
ただ、1万ドルの現金を調達するのでも、結局1万円くらいしか変わらないので、数千ドル程度なら銀行でやるのが簡単だし安心という考え方もあります。
私の友人で被害に遭った人はいませんが、あくまでも利用は自己責任でお願いします!
なお、少額の米ドル現金であれば、海外のATMでクレジットカードのキャッシングをするのが一番お得だと思います。
例えば三井住友VISAカード系だと、海外ATM手数料216円+1.5%の利子(年利18%)で、1万円分の米ドル調達で400円弱しか手数料がかかりません。
また、カジノ内のクーポン機兼ATMでの現金引き出しも、1000ドルを6.99ドル程度のATM使用料+銀行側の海外ATM使用料(200円程度)で引き出せるので、こちらを活用するのも選択肢になります。市中のATMと違い引き出し制限がなく、100ドル紙幣で出てくるので便利です。
1.5 航空券
航空券の購入については、オンライン・オフライン、直営店・代理店等いろいろな方法がありますが、てるみくらぶをあげるまでもなく、トラブルが起きた時のことを考えて、基本的には航空会社のサイトから直接買う方法をおススメします。
航空券の値段は、どこで買うかよりいつ買うかの方が遥かに価格に影響します。
ラスベガスには日本からの直行便はないので、経由便を利用することになります。ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、バンクーバー、ソウルなどが主な経由地です。日系の航空会社だと、JAL・ANAともにロサンゼルス・サンフランシスコ経由の便を提供しています。
私のこれまでの経験だと、出発の半年前から3か月前くらいが一番航空券が安くなるように感じています。よって、WSOPメインの日程が発表される12月中旬から、WSOPの日程の詳細が発表される2月下旬の直後に航空券を予約するのがよいかと思われます。
1.6 ホテル
ラスベガスのホテルは3日前までのキャンセル無料のところが多いので、安いところを見つけたら、ガンガン予約してしまいましょう。
私は大体毎年4回くらいは予約を変更します。
よく使うサイトはエクスペディアです。
私がこれまでラスベガスで泊まったことのあるホテルは、ホテルのランク順に
5つ星
・ベラッジオ
・アリア
・トランプインターナショナル
4つ星
・シーザースパレス
・MGMグランド
・パリス
・Park MGM (旧モンテカルロ)
3つ星半
・ハラース
・バリーズ
・フラミンゴ
3つ星
・サーカスサーカス
・エクスカリバー(+旧インペリアルパレス)
になります。
個人的な印象では、
- コストパフォーマンス的に最も良いのは、3つ星半のバリーズ・フラミンゴと、4つ星なのに3つ星半価格帯のパークMGMの3つ。
- パークMGM以外の4つ星ホテルに泊まるくらいなら、もう少しお金を出して5つ星に泊まって優雅な旅を楽しみたい。
- 3つ星は確かに安いが、部屋が古くて惨めな気持ちになるので、おススメしない。
というところです。このほかモーテルタイプのホテルなど更に安いところもありますが、
治安・衛生環境その他の面から、この記事を読む必要があるような初心者の方には、おススメしません。
なお、WSOPの会場である4つ星のリオオールスイートホテル&カジノについても、WSOPにしか出ない人にはおススメですが、そうでない場合は、ラスベガスの中心街であるストリップから離れていて不便なので、中心に近いホテルに泊まった方が無難だと思います。
私はレンタカーを通常利用しているので、レンタカーでリオに行きやすい「トランプインターナショナル」をここ数年の定宿としています。5つ星ホテルですが、リオと同じく中心地から離れているので、5つ星ホテルの中では格段に安いです。
レンタカーを借りるようになるまでは、パークMGM、バリーズ、フラミンゴの中から一番安いところを選んでいました。
- パークMGMは綺麗で、Ariaには徒歩で行け、Bellagioとモノレールでつながっている、
- バリーズは少し古いけど部屋が広くて場所がよく、玄関の前にレストランモールやドラッグストアがあって便利、
- フラミンゴは部屋がラブホテルみたいな内装だけど新しくて場所がよい、
と、それぞれ一長一短がありますので、値段と好みを照らし合わせて選ぶのがよいと思います。
さらに、主戦場とするカジノについても考慮する必要があります。
WSOPの会場のRIOはどこからも遠いので関係ありませんがw、
- ベラッジオ、Ariaでのキャッシュゲームをメインとするのなら、モノレールで繋がっているモンテカルロ、
- ベネチアン、wynnに行くならギリギリ徒歩圏内のフラミンゴ、バリーズ(モンテカルロからベネチアンに徒歩で行くのはモノレールでベラッジオに行ってからになるのでかなり遠いです。)
と異なります。
1.7 ポケットWiFi、海外SIM
1.7.1 ポケットWiFiレンタル
ラスベガスでは、空港でも、WSOP会場でも、各カジノのポーカールームでも無料で使用できるWiFiの電波は飛んでいますが、個人的な経験では、空港以外はつながりにくくてかなりストレスフルです。
私は、空港で借りられる「Global WiFi」のポケットWiFi端末を、ライトプラン970円/日(250MB/日)でレンタルして持って行っています。設定も何も要らないので楽です。
WiFiルータはすぐ電池切れになるので、モバイルバッテリーも必須です。なお、モバイルバッテリーは預け手荷物には入れられない(機内に持ち込まないといけない)ので注意してください。
1.7.2 海外SIM(日本で購入)
ポケットWiFiのレンタルが一番便利で楽だと思いますが、1日970円が高いのであれば、SIMフリー端末をお持ちの方は、海外で使えるSIMを活用するのがよいと思います。iPhoneは6以降でないと米国でのLTEに対応していなかったのでこれまで使っていませんでしたが、6sに機種変更してから2回海外SIMを購入して使用しています。
日本で購入するのなら、Amazonで購入できるReady SIMがおススメです。
プランに合わせて色々なメニューが選べますが、通話+SMS+データ通信1GB制限・14日間使用可の2,960円のものがよいのではないでしょうか。
2GB・30日間で4380円のものもあります。
日本語マニュアルもついているのでセットアップも超簡単です。
SIMを差し替えて、ラスベガスに着いたら、
- 電話番号7850にラスベガスの郵便番号「89109」と打ってSMS送信。
- 設定→モバイルデータ通信→APN設定→APNの名前を「Wholesale」に変更。(iPhoneの場合)
とするだけです。
1.7.3 海外SIM(ラスベガスで購入)
ラスベガス・マッキャラン空港のバゲッジクレームエリアにある「AT&T」でもプリペイドSIMカードが売っているようです。しかしながら、店員とのやり取りやセットアップが面倒なので、ここをご覧の皆様にはおススメしません。私も買ったことはありません。
ウェブサイトを見たところ、1日2ドルで通話・SMS無制限、データは1ドル100MB(10日間で1GB使用で30ドル)の模様です。このほか、3GB/月、通話・SMS無制限で45ドルののプランもあるようです。
1.7.4 ソフトバンクのアメリカ放題
ソフトバンクユーザのひとは現在無料キャンペーン中のアメリカ放題で、アメリカ国内+日本への通話及びスプリントのネットワークを使ったインターネット接続が無料なので、海外SIMは不要です。
ただ、いつキャンペーンが終わるか不明なので、注意してください。
1.8 サングラス
ラスベガスは日差しがめちゃめちゃ強いので、サングラスは必須です。
運転をする場合にはないと運転できないほどなので必ずサングラスを買っていきましょう。米国で買うと安物でも高いです。オークリーやレイバンなど米国高級ブランド品は割安かもしれませんが。
私はポーカー用にオークリーの度つきサングラスを買って、
車の運転用にZoffの度つきサングラスを買っています。
ポーカー用の方はほとんどしていませんがオークリーは、度つきじゃなければラスベガスで買った方が安いと思います。
1.9 防寒着
WSOP時期のラスベガスは気温40℃を超える灼熱地獄ですが、室内は冷房が効きすぎていて、体感室温10℃くらいで非常に寒いです。
WSOP会場ではずっと座っていることもあり、凍えそうになるので、冬物の防寒具は必須です。完全に冬物の厚手のパーカーなどを必ず一着は持って行きましょう。
出発当日
2.1 オンラインチェックイン
出発の24時間前までに必要情報を登録しておくと、オンラインチェックインが可能です。
パスポート情報、メールアドレス、米国滞在先(ホテル)等を航空会社のWebで登録しておくことで、自動的にチェックインができます。
座席の事前指定もできますので、航空券の予約時に併せてやっておきましょう。
JAL国際線 - Webチェックイン操作説明(個人旅行でご利用の場合)
2.2 空港到着時間
JAL・ANAともに出発1時間前までにカウンターで荷物を預ける必要があります。
慣れていれば時間ぎりぎりや1時間半前くらい到着でいいですが、そうでなければ、出発2時間前には空港に到着しているよう予定を立てましょう。
空港で食事をしたり、本を買ったり、Twitterをしたりしていればすぐに時間は過ぎます。
これまで100回以上飛行機に乗ってきて、乗り遅れたことはないですが、乗り遅れそうになったことは何度もあります。
電車が止まったり、食事が出てくるのが遅かったり、セキュリティゲートが異常に混んでいたり、おなかが痛くなったりなどなど、色々なトラブルが発生します。
2時間余裕を見ていれば大体何とかなります。
2.3 出発前に最終確認
出発前にパスポートとクレジットカードとスマホだけは持っているか確認しましょう。この3つがあれば後は何とかなります。
特にパスポート。
そんな奴おれへんやろ~と思うかもしれませんが、パスポート忘れて空港から取りに帰ってる人、これまでも何人かいましたw
機内に持って行くといいものとしては、
- マスク(乾燥してるので)、
- 携帯用枕、
- ノイズキャンセリングヘッドフォン(一度使うと手放せません)、
- 小説、
- スリッパorクロックス
ですかね。
今は電波を発しない電子機器は電源を切る必要がないので、スマホやKindle等があれば小説は不要かもしれません。
ノイズキャンセリングフォンは飛行機の騒音をカットしてくれるので本当におススメです。
私はこれを愛用しています。めちゃめちゃ音もいいので本当にオススメです!
成田・羽田空港までは各自行ってください。
地方空港からはそのまま成田・羽田へ、都内からは成田エクスプレス、京成スカイライナー、羽田へはリムジンバスなどが主流かと。お金のある人はタクシーで。
2.4 チェックインカウンター
空港に着いたら、出発時刻の60分前までにカウンターに行って、パスポートを見せて、搭乗券を受け取り、荷物を預けてください。(カウンターが大行列のときもあります。)
搭乗券は、米国国内線も含めた2枚もらえます。
預けられる荷物の重量は、エコノミーだと1個当たり23㎏で2個まで預けられます。
なお、飛行機内に持ち込める荷物は、
- 携行品(ショッピングバッグ、ハンドバッグ、ブリーフケースなど)と
- 3辺の和115cm(45インチ)以内 かつ、3辺それぞれの長さ55cm×40cm×25cm(22×16×10インチ)以内の10㎏以下のカバン等1個
です。
2.5 液体物等制限品の持込み
液体物については、容器1つにつき100ml以下で、それらを1リットル以下のジッパー付透明ビニール袋(ジップロック等)に入れたものを、1人1袋に限り持ち込み可能です。
それ以上のものは、機内に持ち込めないので、預け荷物の中に入れてください。
これも忘れて没収されている人をよく見ます。
ペットボトルの飲料の持込みもできません。
なお、ライターについては、2007年から1人1個は持ち込み可能になっています。(逆に預け荷物に入れることはできません。)
ハサミを含む刃物類も機内持ち込み不可なので、必要であれば、預け荷物に入れてください。
搭乗券を受け取ったら(オンラインチェックイン時に発行されるモバイル搭乗券をそのまま使っても可)、搭乗口に向かいます。搭乗口までに保安検査と出国審査を受けます。
2.6 保安検査
保安検査では、カバン、上着、金属類のチェックを受けます。
携帯電話、鍵、小銭等はポケットから出してトレイに入れます。
パソコン・カメラなどの電子機器は、カバンから出してトレイに入れます。
ジャケットなどの上着もトレーに入れます。
靴の検査は、今は原則不要です。(ランダムに検査されることはある。なお、米国の空港では脱いでトレイに入れる必要がある。)
因みに、保安検査場は大体混んでいます。
2.7 出国審査
出国審査場でパスポートと航空券を見せてチェックしてもらい、出国スタンプが押されるだけで何もする必要がありません。
なお、成田・羽田空港など国内主要空港では「自動化ゲート」を使うこともできます。申請が必要ですが、1回申請すれば今後の出入国手続がスムーズになるので、頻繁に海外に行く人は申請しておくとよいと思います。私も登録しています。
2.8 搭乗口
搭乗口には出発時刻の30分前までには向かいましょう。
搭乗券発行後に搭乗口が変わることも頻繁にあるので、早めに搭乗口付近に行って確認してから買い物等をした方がよいです。
搭乗はファースト・ビジネスクラスのあとエコノミークラスになります。
シーティング(Seating)ナンバーというものが搭乗券に書かれているときもあり、その場合は、自分のシーティングナンバーが呼ばれてから搭乗ゲートに向かいましょう。
行列で並んでいる人もいますが、よほど大きなスーツケースを機内に預けるのでなければ、特に並ぶ必要はないと個人的には思います。
機内は乾燥していて喉が渇くので、ペットボトルの飲み物を買っておくとよいです。
機内~米国入国
3.1 機内での過ごし方
機内ではのんびりくつろいでください。
私の主なスタイルは次のとおりです。
- 乾燥するのでマスク着用。
- 騒音がうるさいのでノイズキャンセリングヘッドフォン装着。
- 席に座ったら、食事が出るまで映画を見る。
今は飛行機に乗った瞬間から映画を見れます。非常口前の席は、離陸後しばらくまでモニターを出すことができないので、その場合は小説を読む。 - 2時間くらい経って食事の時間になったら、睡眠導入剤を飲む。
- 食事が終わる頃には眠くなってきているので、トイレに行ってから寝る。
- 9時間くらい効き目があるので、起きたら米国に着いている。(大体着陸前の食事は逃している。)
という感じです。睡眠導入剤は個人差があるので、自分に合ったものを選んでください。市販の睡眠薬で有名なのはドリエルでしょうか。
3.2 米国入国手続
米国に入国の際の手続は次のとおりです。
なお、出入国カード(I-94)はESTAを利用した入国では廃止されており、税関申告書類の提出も、2016年末で廃止されています。ただし、念の為ということで、2018年5月現在でも、機内で申告書類の配布がされています。
3.2.1 最初に
飛行機を降りたら、入国審査までは、全員同じ場所を目指すので、他のみんなについて行って入国審査場へ行きましょう。
ESTAを使って2年以内に入国した人は、端末で手続をすればおしまいですが、発行後初めてESTAを使って入国する人は、入国審査官のいる列に並ばないといけないので要注意です。(係員は全員をESTA端末の方に誘導しがちなので。)
初めて入国する人は、とりあえず審査官がいる方に並んだ方が無難です。
3.2.2 入国審査での質問
入国審査場の列は、米国市民(U.S. Citizen)と外国人(Visitor)で分かれています。周りの日本人もみんな同じ方向に行くので、周りの人と同じ方向に行ってください。
ただし、大半の日本人はESTAの列に行くので注意。
入国審査場では、パスポートを見せて簡単な質問を受けます。
聞かれるのは、大体、①目的、②滞在場所、③滞在期間の3つなので、
「サイトシーイング、ラスベガス、○○ホテル、○○デイズ」
と言っておけば用は足ります。
あと聞かれる可能性があるのは、1万ドル以上現金を持っているかでしょうか。「WSOPに行く」と言うのは大体逆効果なので(私は以前ポーカーだったらビジネスだろと言われたことがあります)、深く追及されるまでは言わない方が無難です。
質問が終わったら、両手の指の指紋を取って、写真を撮られて終わりです。
まず右手の親指→右手の4本指同時→左手の親指→左手の4本指同時→写真の順だったと思います。ジェスチャーで教えてくれますし、表示が出ているので、この辺はすぐわかると思います。
3.2.3 預け手荷物の引き取り
米国に入国する際は、到着空港で一旦預け手荷物を必ず引き取って、税関検査を通ってから、もう一度預けなおすという手続が必要になります。
よって、行きは乗り継ぎ時間に十分余裕を見ておいた方がよいです。私は幸いにも遅れたことはありませんが、どの空港でも、
- 3時間ならまず大丈夫、
- 2時間で普通(でも乗り遅れることもある。)
- 1時間ならかなり危ない
という印象です。
ロサンゼルスは特に時間がかかります。
サンフランシスコは普通、シアトルはガラガラな印象です。
話がそれましたが、まず、航空会社の表示がしてある荷物カウンターに行って、ベルトコンベアーで流れてくる自分の荷物をいったんピックアップします。
次に税関検査ですが、「Nothing to declare (申告なし)」という緑のランプのところに向かえば大体ノーチェックでスルーできます。
1人で1万ドル以上の現金を持ち込む人は申告が必要ですが、申告手続は書類が必要で時間もかかるので、初心者にはおススメできません。
したがって、9999ドル以下の現金しか持ち込まないようにしましょう。なお、申告なしで1万ドル以上持ち込んでいるのがバレると没収、再入国禁止等のリスクがありますので、強くおススメしません!
税関検査を越えたら、乗継便(Connecting Flight)のため、荷物を再度預けるカウンターがあるので、そこで荷物を再度預けてください。(ロサンゼルス空港、サンフランシスコ空港については、後述。)
3.3 ラスベガス行き国内線出発ターミナルへ
空港によって異なりますが、到着ターミナルからラスベガス行きの出発ターミナルへモノレール、空港シャトルバス、徒歩などで向かいます。
出発ターミナルについたら、再度搭乗券・パスポートを見せて保安検査を受けて、中に入ります。
出発ゲート(搭乗口)まで着いたら、あとは飛行機に乗るまでの手続は、日本の空港のときと同じです。
3.4 ロサンゼルス国際空港
3.4.1 JALでアメリカン航空に乗り継ぎする例
まずこちらを参照してください。
税関審査を越えて扉を越えて「右に曲がる」と、すぐBaggage Drop offと書かれているカウンターがあるので、そこで再度預ければよいだけです。他の人も同じことをやっていると思うのですぐわかると思います。
行先などはスーツケースに書いてあるので何も言わなくていいです。
左へ曲がって行ってしまうと預けられないので要注意です。
おそらくConnecting FlightかDomestic Flightという表示があるはずです。間違った方に行っても遠回りすれば、カウンターまで行けるので落ち着いてください。
JALからアメリカン航空への乗り継ぎは隣のターミナルなので、徒歩を勧められています。私は暑いのでバスに乗りますが。
おそらく到着階(Arrival)にいるので、エスカレータで1階上がって出発階(Depature)に向かってください。
ターミナルについたら保安検査を受けてゲートに向かいます。
3.4.2 ANAでユナイテッド航空に乗り継ぎ
まずこちらを参照してください。
JALと同様ですが、税関審査を越えて扉を超えて「右に曲がる」とすぐBaggage Drop offと書かれているカウンターがあるので、そこで再度預ければよいだけです。
行先などはスーツケースに書いてあるので何も言わなくていいです。
左へ行ってしまうと再度預けられないので要注意です。
おそらくConnecting FlightかDomestic Flightという表示があるはずです。間違った方に行っても遠回りすれば、再度預けるカウンターまで行けますので落ち着いてください。
ユナイテッドのターミナルは6~8なので、空港シャトルバスで向かいます。
「LAX Shuttle A Airline Conncetion」と書かれた無料バスが走っているのでそれに乗って、自分の飛行機の出るターミナルまで向かってください。徒歩だと30分くらいかかりますし、WSOPの時期は死ぬほど暑いので徒歩はやめましょう。
因みにシャトルバスは、ターミナルを巡回するAのほかに、バスセンターに向かうC、電車の駅に向かうGもあるので要注意です。
到着階(Arrival)に着くので、エスカレータで1階上がって出発階(Depature)に向かってください。
ターミナルについたら保安検査を受けてゲートに向かいます。
3.5 サンフランシスコ国際空港
3.5.1 JALでアメリカン航空に乗り継ぎ
まずこちらを参照してください。
税関審査を越えて「右に曲がる」とBaggage Drop offと書かれているカウンターがあるので、そこで荷物を再度預ければよいだけです。
行先などはスーツケースに書いてあるので何も言わなくていいです。
左へ行ってしまうと再度預けられないので要注意です。
おそらくConnecting FlightかDomestic Flightという表示があるはずです。まあ間違った方に行っても遠回りすれば、再度預けるカウンターまで行けますので落ち着いてw
ロサンゼルス国際空港と違って外に出たらダメです。
国内線のターミナルへは、電車(AirTrain(ATS))で移動します。
2階の到着階(Arrival)から4階の出発階(Depature)にエレベータ等で上がり、電車で国際線ターミナルからターミナル2へ行って、保安検査を受けてゲートに向かいます。
3.4.2 ANAでユナイテッド航空に乗り継ぎ
まずこちらを参照してください。
税関審査を越えて「左に曲がる」とすぐBaggage Drop offと書かれているカウンターがあるので、そこで再度預ければよいだけです。
行先などはスーツケースに書いてあるので何も言わなくていいです。
右へ行ってしまうと再度預けられないので要注意です。
おそらくConnecting FlightかDomestic Flightという表示があるはずです。まあ間違った方に行っても遠回りすれば、再度預けるカウンターまで行けますので落ち着いてw
外に行ってはダメなので、外に行かないようにしてください。
ユナイテッドは隣のターミナルなので、徒歩でゲートまで向かいます。
ターミナルについたら保安検査を受けてゲートに向かいます。
ラスベガス到着~ホテルまで
4.1 ラスベガス・マッキャラン国際空港の歩き方
基本的にはみんな同じところに行くのでみんなについていけばいいだけですが、
航空会社によって荷物引き取り場(バゲッジクレーム)のターミナルが異なります。
JALの人はアメリカン航空が多いと思うのでターミナル1行きのモノレールに、
ANAの人はユナイテッド航空が多いと思うのでターミナル3行きのモノレールに乗ってバゲッジクレームまで行ってください。
いずれにしても、同じ飛行機に乗っている人は同じターミナルのバゲッジクレームに行くので、周りについていけば大丈夫ですw
アメリカン航空の場合は、↓のとおり、Dゲートに着いて、ターミナル1のバゲッジクレーム(2と書かれているところ)に行きます。
ユナイテッド航空の場合は、同じくDゲートに着くのですが、ターミナル3のバゲッジクレーム(2と書かれているところ)に行きます。
ユナイテッドでの乗り継ぎの看板は↓のとおりです。
モノレール乗り場の写真。右上にターミナル3(T3)のバゲッジクレームの表示がありますね。
バゲッジクレームに来たら↓のような掲示板があり、自分の荷物が何番のベルトコンベア(Carousel)に出てくるか表示されています。
例えば、サンフランシスコのUnited 101便は、19番のベルトコンベアに出てくると書かれていますね。
バゲッジクレームで荷物をピックアップしたら、ホテルへ向かいます。
タクシー乗り場やUber乗り場(Ride Share)の案内も出ています。
4.2 ロストバゲッジ
たまにとは言えない頻度で発生するのがスーツケースの紛失(ロストバゲッジ)です。
ベルトコンベアから荷物が全部なくなったり、周りに自分以外残っていないほど荷物が出尽くしても、自分の荷物が出てこない場合、乗継の際にトラブルがあったことが考えられます。
その場合は、バゲッジサービスオフィス(Baggage Service Office)というオフィスが近くにありますので、そこで手続を取りましょう。
基本的な流れは次のとおりです。
- 「ロストバゲッジ」と告げる。
- 航空会社を言って、(搭乗券についている)荷物預かり証(控え)を見せる。
- パスポート・航空券を見せる。
- 荷物が見つかり次第届けてもらうため、ホテル名を伝える。
- ロストバゲッジの証明書をもらう。
完全に紛失することはめったになく、乗継空港での積み忘れ、積み遅れが原因なので、24時間以内にはホテルに荷物は届くことが多いです。
10~20%くらいの確率で起こるので、当日過ごせるだけの必需品は手荷物で持っておくことをお勧めします。まあ大体のものは買えますが。
私も何度もロストバゲッジしています。(5回~10回の間くらい。2015年はシアトル経由でラスベガスに行ったとき、行きも帰りもロストバゲッジしましたw)
4.3 ホテルまでの交通手段
ホテルまでの交通手段は、主に次の4つです。
- タクシー
- UBER
- 空港のシャトルバス
- レンタカー
4.3.1 タクシー
一番便利で分かりやすいですが、長蛇の列で30分以上待つことも多いので、要注意です。
今はUBERの方が便利かもしれません。
乗り場は、ターミナル1も3も駐車場側の出口に出てすぐのところにあります。
係員が行列を捌いていてくれるので楽です。
料金は、空港利用料、チップ(18%)込みで20ドル~30ドルくらいです。料金は渋滞度にも寄ります。
よく高速を使って遠回りされたということを聞きますが、高速を使った方が確かに距離は長いですが、時間は圧倒的に早いこともあり、下道を行った結果、時間はかかるは料金も高くなるはで散々な目に遭うこともあるので、あまり神経質になる必要はないんじゃないかと個人的には思います。
私は最近は大体レンタカーを使っていますが、UBERやLYFTとの競争でタクシーの運転手の質も上がってきているので、たまに使っています。
4.3.2 UBER
ラスベガスでもスマホを使ったライドシェアリングサービス「UBER」が利用できます。米国ではUBERはかなり一般的で便利です。
UBERは、要はスマホで運転手を呼んで乗るスタイルの一種のハイヤーサービスですが、タクシーと比べた際のメリットは次のとおりです。
- 圧倒的に安い。見積もりを見てみると、リオまで9~13ドルです。チップも不要です。(ただし、最近はチップがないため近距離では捕まりにくい。後述のチップ付きのLyftの方が配車しやすい。)
- 行列が不要。大体10分以内に車が来ます。飛行機が着いたら大量に注文が入ると思うので、混むかもしれませんが、これまで2度ほど使いましたが、大体10分以内に来ました。
- 会話等のやり取りや金銭のやり取りが一切発生しないので、英語の心配も要らないし、遠回りされることもない。運転手・車種の通知、乗り場、行先、料金の支払いのすべてがスマホ上(日本語です)のアプリで完結するので、待ち合わせ場所に行き、車に乗るだけで何もしなくてもホテルに連れて行ってくれます。もちろん会話を楽しみたい人は話しかけたら快く相手をしてくれます。
UBERを呼ぶには携帯電話の認証が要るので、日本でアカウントを作ってから来ることをおススメします。
因みに↓のプロモーションリンクで登録をすると、初回の乗車料金が最大15ドル分無料になります。(私にも15ドル分の無料券が入るのでWin-Winです。)
登録はコチラから(初回乗車2000円分無料!)↓
https://www.uber.com/invite/ahxmmdtnue
UBERの乗り場は↓のとおりです。
ターミナル1では、2番ドアの近くのエレベータで2階まで上がり、歩道を通って駐車場の方まで歩くと、2M階に左側に乗り場があります。
ターミナル3では、52番、54番、56番の近くのエレベーターで1階(Level1)まで行って、歩道を駐車場の方まで歩くとバレーパーキング(Valet Parking)の階に乗り場があります。
なお、ラスベガス空港ではSMSを運転手に送っての待ち合わせなどは不要です。
エレベーターでV階(Valet階)へ。
空港から市内へはUberで問題ありませんが、市内での移動や郊外のショッピングセンター・レストランへの移動については、近距離であるため、Uberでの乗車拒否が目立っています。
その場合、Lyftなら来てもらえることもあるので、こちらも併用した方がよいと思います。
↓のリンクを使うと初回の乗車分のうち5ドルが無料になります。(私にも5ドルもらえますw)
https://lyft.com/iei/SHINYA64297
4.3.3 シャトルバス
シャトルバスは時間がかかるのでラスベガスでは私は一回も使ったことがありません。(ただし、ホテルから空港へのシャトルバスは直行するので、先日使いましたが便利でした。)
片道9ドル~11ドルなので、タクシーよりは安いですが、それほど差がある訳でもなく、乗客が集まるまで出発しないしホテルを順に回っていくので時間もかかります。
ターミナル1では、↓の図のとおり、駐車場の反対側の出口にシャトル乗り場があります。出口7番~13番の辺りで乗れます。
タクシーとも逆側です。
ターミナル3では、駐車場側の出口で、タクシー乗り場を渡った先にあります。
シャトルバスは予約もできますが、予約がなくてもシャトルバスでホテル名を告げてお金を払えばそこまで連れて行ってくれます。
スーツケース1個につき1ドルチップを渡しましょう。
4.3.4 レンタカー
車の運転が苦にならない人にとってはレンタカーが一番気が楽で便利な選択肢でしょう。ただし費用はそれなりにかかります。
日本の免許証と国際免許証が必要です。
国際免許は次のサイトを参考に取得してください。有効期間は1年です。
レンタカーは予約しておくことを強くおススメします。
大手としては、Hertz、Avis、Dollar、Enterpriseがありますが、
私はRentalcars.comで検索して一番安いところを選ぶことが多いです。
車の大きさは好みに応じて選べばよいと思いますが、私は傷がついたとか気にするのが嫌なので、車両保険の控除額なしのプラン(自車輌損害補償制度(LDW))を必ずつけることにしています。これをつけておかないと、傷が付いた場合には、1か所につき控除額分(100ドルとか)を払わないといけなくなりますし、英語でいちいち交渉するのは面倒なので。
レンタカーの受付カウンターは、各社共通の別棟にあるレンタカーセンターにあるので、どこの会社を利用するにも手続は同じです。
レンタカーセンターへは、専用のシャトルバスに乗って行きます。
乗り場は、ターミナル1は、10番ドアと11番ドアの間、ターミナル3は51番と54番のドアの間か55番と58番のドアの間にあります。
シャトルバスに乗って3マイルほどの距離のところにレンタカーセンターがあります。
予約したレンタカー会社の予約書を渡して、免許証と国際免許証を見せてお金を払えばそれで借りることができます。
追加の保険をどうするかとかガソリンをどうするかと聞かれると思いますが、無視して予約書のとおりだとしておけば大丈夫でしょう。
鍵をもらって駐車場に行って、鍵を使って車を出す、それだけです。
カーナビも借りれますが、スマホのGoogle Mapで十分だと個人的には思います。
見にくければ次のようなスマホホルダーを買って持って行くとよいと思います。
米国でもAmazonなどで買わないと売っていないので、必要な場合は日本から持って行った方がよいと思います。
レンタカーの返却は、レンタカーセンター(7135 Gilespie St, Las Vegas, NV 89119)まで向かってから、「Rental Car Return」という標識に従って進めば返せるのですぐ分かると思います。
車を返した後は、同じくシャトルバスに乗って空港まで運んでもらいます。
出発時刻の3時間前までにレンタカーセンターに車を返せばまず大丈夫だと思います。シャトルバスは5分おきに出ています。
最後に一連の流れを動画でまとめてみましたので参照してください。かなり分かりやすいと思います。
WSOP準備
さあ、いよいよ待ちに待ったWSOP準備編です!
世界でいちばん詳しいWSOP参加ガイドはじまります!
会場に行く前にはパスポートとトーナメント参加用の現金は忘れずに!
5.1 交通手段
WSOPの会場は、リオ・オールスイート・ラスベガス・ホテル&カジノ(Rio All-Suite Las Vegas Hotel and Casino)のコンベンションセンターになります。
リオはラスベガスの大通り「ストリップ」からめちゃ離れたところにあるので注意してください。
歩いて行こうなどと決して思わないように!
着いてもポーカーまともにできないし、下手したら死にます。
交通手段は、タクシー、UBER、あとシーザース系のホテルから出ているシャトルバスです。
5.1.1 タクシー
タクシーなどで行くときは、「リオ・コンベンションセンター」 と言えば会場まで連れて行ってくれます。「リ」オの発音もコン「ベ」ン「ション」「センター」の発音も難しいので、はっきり大きな声でカタカナ英語で「リオ・ダブリューエスオウピー(WSOP)・ポーカー」と言った方が通じると思います。
それでも「あ?」とか言われるかもしれませんが、アメリカで英語が通じない原因の約80%は声が小さいことで発音の問題ではありません。ハッキリ・ゆっくり・とにかく大きな声で話せば大体通じます。
残りの10%は相手に聞く気又は教養がない、最後の10%がこちらの言い方が悪い、になります。
※米国在住4年含む海外在住経験7年で米国のロースクールを卒業した私でも、いまだに「I don’t understand. (お前の言ってることは分からん)」としょっちゅう言われるので気にしない!
因みに、ラスベガスでは、I don’t understand攻撃を受けたことはないので、日本人の英語もよく通じる地域だと思います。
ストリップからなら10分~15分で着きます。登録済みのトーナメントに出る時には、開始1時間前に出れば十分間に合うイメージです。
(後述しますが、トーナメントの登録には時間がかかるので、登録が必要な場合にはもう少し前に出た方がよいです。)
5.1.2 UBER
UBERの乗り方は4.3.2参照。
各ホテルでのUBERの乗り場の場所は、次のHPに詳しいです。
この会社はUBERの競合会社のLyftのHPですが、乗り場はUBERと同じです。
5.1.3 シャトルバス
残念ながらUBER等の普及により、シャトルバスは廃止されてしまいました。
5.2 会場
さて、車を降りたら入口前です。
こんな感じです。(2017年)
マジでテンション上がりますね!
階段上って入口に入りましょう。
中の地図はこんな感じ。
地図で見ると入口入って右曲がってすぐじゃんって感じに見えますが、めちゃめちゃ歩きますw
あのテレビで見る体育館のように広いWSOP会場が31番や35番の部屋の縮尺で書かれているので、結構な距離なのは想像できるかと。
入口を入って右に曲がると廊下はこんな感じです。
5.3 トータルリワーズカード(Total Rewards Card)
まず、カジノのメンバーカードである「トータルリワーズカード(Total Rewards Card)」を取得しましょう。
上の地図の「カード」と書かれた場所の付近に↓のようなブースができています。
このカードは、WSOPを含むシーザース系のカジノ開催のトーナメントに参加するには、必ず必要となります。
登録・年会費すべて無料です。
トータルリワーズカードは、リオのほかシーザースパレス、バリーズ、パリス、ハラーズなどシーザース系のホテルであればどこでも取得可能なので、ほかで取得しても構いません。
ただし、WSOP期間中リオで申し込めば、WSOP特別バージョンを発行してもらえるのでカッコいいです。
2017年はこんな感じだったのかな?
名前と生年月日とメールアドレスを書いてパスポートを見せるだけで、すぐ発行してもらえます。
ここはあまり行列もないのでそれほど時間はかからないと思います。
5.4 トーナメント登録(Registration)
上の地図の登録と書かれた39番の部屋でトーナメントの参加登録を24時間受け付けています。
トーナメント当日の申込みは非常に混むので、参加前日までの夕方~夜くらいに翌日の参加トーナメントの登録をしておくことを強くおススメします。
前日でも混んでることもありますが、気は楽なので。
深夜は大体ガラガラです。
ケージと呼ばれるレジみたいなところで登録します。
①参加イベントの番号を言って、②トータルリワーズカードを渡してパスポートを見せて、③参加費(バイイン)を払うだけです。
その場にトーナメント一覧があるので、番号を指で指しながら言えば大体伝わります。
その場で、↓の紙を2枚もらえるのでちゃんと保管しておきましょう。
Customer Copyが自分のもので、Dealer Copyが当日ディーラーに渡すものです。
トーナメントのテーブルに着く際に、この2枚の紙とトータルリワーズカード、パスポートが必要になります。
(厳密にはCustomer Copyの方は不要ですが、持っておきましょう。)
紙をもらったら、イベント番号が間違っていないか必ず確認しましょう。
↑の写真の紙は、2017年のメインイベントの参加票です。
当日の席は、AMAZONルームのゴールドエリアの12番テーブルの1番シートということになります。テーブル番号については後で詳しく説明します。
WSOPのナンバー付きイベントだけでなく、サテライトトーナメントや毎日やっているリオのディープスタックトーナメントなどの登録もここで行います。
まとめてトーナメントに登録できるので、参加することが決まっていれば、行列待ちを避けるため、できるだけ多く登録しておきましょう。
私は、大体トーナメント前日にラスベガス入りして、ホテルにチェックインしたらすぐにリオに行き、まず翌日のトーナメントの登録と、肩慣らしにそのまま参加できるディープスタックトーナメントの登録をすることが多いです。
5.5 クレジットカード及びオンライン登録
なお、参加登録については、クレジットカードを使用したオンラインレジストレーションも可能です。
Bravo Pokerというアプリの登録をした上で、次のサイトで登録可能です。クレジットカードでバイインする場合は、2.95%の手数料(アメリカンエクスプレスは3.95%)オンライン登録料3ドルがかかります。(参加費1万ドルまでのイベントでクレジットカード使用可。)
オンラインで最初に登録をする場合は、72時間前までに登録し、トーナメント開始1時間前までに「Rotunda Area」にある「WSOP FasTrac Total Rewards Desk」でクレジットカードを示しつつ本人認証を行い、トーナメントのバウチャーを受け取る必要があります。
1回本人認証を済ませたあとは、2回目以降は、会場にあるキオスクでバウチャーを発券できるようなので、行列に並ぶ必要がなくなってよいかもしれません。
キオスクの写真はこれ↓です。
2017年のWSOPのときは、行列があまりにもすごかったので、メインイベント、Little one drop、デイリーディープスタック、すべてクレジットカードで登録しました。
クレジットカードでの登録はこちらのエントリで詳しく説明したので参考にしてください。
WSOPトーナメント当日
WSOPの普通のトーナメントは大体11時から始まります。
9時くらいには起きて、10時には出発しましょう。
交通手段はタクシー・UBERです。
6.1 当日持って行くもの
- パスポート及び日本の運転免許証その他2種類目の身分証・公共料金明細等
- トータルリワーズカード
- WSOPの参加票2枚
- スマホ
- WiFiルータ(あれば)
- モバイルバッテリー
- 充電ケーブル
- ヘッドフォン(あれば)
- サングラス
- パーカー等の上着
これくらいでしょうか。
会場は死ぬほど寒いのでパーカー等は必携です。
6.2 テーブル
参加票を見て自分のテーブルに向かいます。
部屋は大体
- Amazon
- Pavilion
- Brasilia
の3つのどこかです。
このほかMirandaでトーナメントするときもあるみたいです。
Amazonルームといっても死ぬほど広いので、エリアが色分けされています。
オレンジ、パープル、ゴールド、ブラック、ホワイトといった形で、分けられており、
テーブルの上の電灯のところにその色の番号札が掲げられています。
例えば↓のテーブルはアマゾンホワイトの57番になります。
↓だとレッドの187番ですね。
とにかく広いので、慣れるまでは早めに来てテーブルの位置を確認しておいた方がよいです。
6.3 トーナメント開始
着席時にディーラーにパスポートを見せ、参加票のDealer Copyの方を渡します。
確認されたらスターティングチップを受け取ります。
WSOPといえどもスタックの間違いはあるので、必ず見る必要があります。
これまで10年で2回間違いがありました。
6.4 トイレ
ブレイク時の男子トイレは、半端なく混みます。
↓の図にある常設のトイレのほかに、アマゾンとブラジリアの通路の先の外に簡易トイレができますが、めちゃめちゃ並びます。
散歩も兼ねて部屋19付近のトイレに行くことが多いです。
6.5 食事
Rioの食事環境はあまりよくありませんが、ディナーブレークが75分(デイ2以降は1時間。メインはデイ1から1時間)あるので郊外のレストランやストリップまで行くことも可能です。
ラーメン屋やタイ料理・中華料理の店に行くことが多いです。
人気のラーメン屋は混んでいて1時間のディナーブレークでは足りないことが多いので要注意です。
私は次のところに行ったことがあります。
Rio内
Pho Da Nang Vietnamese Kitchen
ベトナム料理のフォーの店です。圧倒的に出てくるのが早いのでお勧めです。
席の回転もそこそこ速いので1時間で食べられないということはまずないです。
あとほかのところと比べると1杯15ドルくらいなので安いですね。
https://www.caesars.com/rio-las-vegas/restaurants/pho-da-nang#.WAlOpyQjwkg
Royal India Bistro
カレー屋さんです。普通にうまいです。30ドル前後かかるのでちょっと高いかなあ。
https://www.caesars.com/rio-las-vegas/restaurants/royal-india-bistro#.WAlOoSQjwkg
KJ Dim Sum & Seafood
飲茶の店です。ここは10時から開いているのでトーナメント開始前の食事で使うことが多いです。
https://www.caesars.com/rio-las-vegas/restaurants/kj-dim-sum-and-seafood#.WAlOpiQjwkg
Starbucks
あんまりおなかが空いてないときとか落ち込んでいてあまりどこにも行きたくないときは、スタバで済ませることも多いですw
ここもトーナメント開始前の食事で使うことが多いですが。
このほかハンバーガーのSmashburgerができたみたいなのでここもいいかもしれません。
Rioの外
Monta
ラスベガスで一番美味いラーメン屋です。とんこつラーメンです。
いつの間にか2店舗目ができてテキサスにも1店舗オープンしてる!
Sora
味噌ラーメンが圧倒的に美味いです。こちらのほうがラスベガスで一番美味いラーメン屋になったかもしれません。混み過ぎててディナーブレイク明けに間に合わなかったことがありますw
Jinya
普通のラーメン屋です。午前3時までやってて便利です。(MontaとSoraは23時閉店)
ラーメン屋が不満なのはどこも11時半オープンなので、ラーメン食べてからトーナメントに参加すると開始時間に間に合わないことです。
Trattoria Nakamura-Ya
めちゃめちゃ美味い日本人経営のイタリアンです。
ここも24時閉店なので比較的遅くまでやっています。
http://veganavi-lv.com/index.asp?page=product&no=120
6.6 賞金
6.6.1 賞金の受け取り方
幸運にも入賞した場合、次のような流れで賞金をもらいに行きます。
- Dealerが「Payout on ○○(テーブルNo.)」と言ってフロアを呼ぶ。
- フロアからPayoutのチケットをもらう。トーナメント名と順位が書かれています。
- そのチケットをPayoutのキャッシャーに持っていく。
Payoutのキャッシャーはトーナメント登録のケージの反対側の部屋になります。
ケージに来たら、パスポートと2種類目の身分証を見せて賞金を受け取ります。
WSOPトーナメントルール第33条は、「賞金獲得者は、賞金を受け取るには、リオが認める現在有効で期限の切れていない写真付き身分証明書(パスポート、運転免許証、州身分証又は軍ID)を提示しなければならない。参加者が米国市民でない場合には、現在有効で期限の切れていない写真付きパスポート、外国政府発行の運転免許証(写真、生年月日及び有効期限が記載されているもの)、領事ID又は外国人登録カードが必要となる。当該写真付き身分証に現住所の記載がない場合には、住所の記載のある2種類目の身分証が必要となる。例 運転免許証、公共料金明細、クレジットカード明細等。」と規定しています。
http://www.wsop.com/2018/2018 WSOP Tournament Rules.pdf
また、公式Q&Aで、非米国居住者については、次のいずれかがあれば良いとされています。
①有効で期限の切れていない外国パスポート(パスポートカード、査証(ビザ)、領事IDは不可(注:領事IDについては第33条と抵触していますが・・・))。(住所の記載のある2種類目の身分証が必要となる。例 運転免許証、公共料金・クレジットカード明細等)
②外国政府発行の運転免許証(写真、生年月日及び有効期限の記載が必要。)
http://www.wsop.com/2018/FAQ'S 2018 WSOP.pdf
よって、パスポートと運転免許証があればOKで、
運転免許がなければ、マイナンバーカード、公共料金・クレジットカード・銀行の明細を持参しましょう。
厳密には、運転免許証のみでOKのはずですが、日本の運転免許証は、諸外国と異なり英語での記載がないので、いずれにしてもパスポートと併せて持参した方が無難です。
なお、WSOPトーナメントルール第9条では、トーナメントの席につく際にも、上記2種類の身分証が求められることになっていますが、パスポート以外の身分証を求められることはまずないと思います。(ですが、いずれにしても両方持参した方が無難です。)
賞金を受け取る際に書類にサインをしますが、ディーラーへのチップを書く欄があります。
アメリカ人でもチップ払う・払わないの論争が起こるくらいですが、払う場合は賞金の1%が目安です。
チップの額を書くとその額を引いた額が賞金としてもらえます。
賞金は、
・現金
・小切手
・銀行送金
・カジノのチップ
といった形式で支払われます。
6.2.2 ITIN
賞金額が5000ドルを超える場合、米国の社会保障番号(ソーシャルセキュリティナンバー=SSN)を示さないと、連邦税30%が天引きされてしまうのですが、SSNを取得できない人のために、個人用納税者番号(ITIN)というものがあります。
ITINを示すと25%の天引きが行われないのですが、日本から申請・取得するのは極めて困難です※。
幸運なことに、WSOPでは、5000ドル以上の賞金を取った場合には、ITINの申請を代わりにやってくれます。
SSNがない旨伝えると、パスポートなどを見せてキャッシャーの係員の指示に従って書式を埋めればOKです。
※「個人用納税者番号を申請する際に、各申請者は連邦所得税申告のために納税者番号が必要だということを証明」しなければならないため。
トーナメント選び
WSOPの旅程を組む際には、どれか1つ自分の参加したいコアイベントを決めてその前後でできるだけ多く参加できるトーナメントがある日程を選ぶのがよいと思います。
モンスタースタックやミリオネアメーカー、あと女性であればレディーストーナメントを選ぶ人が多いように思います。
7.1 WSOPブレスレットイベント
WSOPの本イベントは、ブレスレットイベントとかナンバーイベントと呼ばれますが、参加費(バイイン)は565ドルから1万ドル以上まで、種類もテキサスホールデムからオマハ、セブンカードスタッド、2-7トリプルドローなどなど、色々なトーナメントが毎年70前後開催されます。
スケジュールは、例年、メインイベントの日程が12月中下旬、全イベントの詳細が2月中旬くらいに発表されますので、自分が出たいトーナメントを好きに選びましょう(2018年は不測の事態により12月中旬に全てのスケジュールが発表されました。)。
ノーリミットテキサスホールデムに関していうと、565ドルバイインのコロッサス(2万人参加)が最も安く、あとは、1000ドル、1500ドル、2500ドル、3000ドル、5000ドル、1万ドルそれ以上と続きます。
メインイベントは参加費1万ドルで6500人くらい参加します。
参加費によってトーナメントの開始スタックが変わります。
2015年から参加費の5倍のスタックになりました。
(それまでは参加費の3倍の時期が長く続いていました。)
1000ドルイベントは、5000持ちスタート、2500ドルは12500持ちスタートという感じで、アマチュアもより長く楽しめる形式に変更されています。
ストラクチャはほとんどすべて1時間1ラウンドでメインイベントは2時間1ラウンドです。
1000ドルイベントでも5000持ち1時間1ラウンドなので充分楽しめますね。
感覚的には、1500ドル以下のイベントはアマチュアが多いですが、2500くらいからかなりプロが増え、5000ドル以上はプロばっかり、ただし、メインイベントだけは1万ドルでも序盤はアマチュアが多いというイメージです。
WSOP | 2018 | 49th Annual World Series of Poker
このほか特に注目すべきトーナメントを紹介します。
7.1.1 コロッサス(2018年6月2日~7日)
565ドルの最低バイインで、5000持ち、1ラウンド30分(デイ2からは1時間)で、去年は21613人が参加して会場が毎年大混乱に陥ります。
優勝賞金は100万ドルでかなり夢のあるイベントです。
7.1.2 モンスタースタック(2018年6月23日~27日)
モンスタースタックは、1500ドルバイインで通常7500持ちのところ、15000持ちのスターティングチップになる人気のイベントです。
2017年は6716人参加で優勝賞金は100万ドルを超えました。
7.1.3 ミリオネアメーカー(2018年6月9日~13日)
こちらも、1500ドルバイインで7500持ちスタートながら、優勝賞金が100万ドルを超えることが保証されている人気のイベントです。
2017年は7761人参加でした。
7.1.4 $888 Crazy Eights 8-Handed No-Limit Hold'em(2018年6月30日~7月3日)
こちらはWSOPのスポンサーになった888ポーカーにちなんで、888ドルバイイン、8人テーブル、優勝賞金888888ドルとなっているイベントです。7500持ちでデイ1は1ラウンド30分、デイ1からは1時間です。2017年は8120人参加でした。
7.1.5 レディーストーナメント(2018年6 月28日~30日)
その名のとおり女性用のトーナメントです。女性は1000ドルバイインですが、男性も1万ドル払えば参加できます。
2017年は718人参加で優勝賞金は約14万ドルでした。
7.2 WSOPサテライト
ブレスレットイベントのほかに、リオでは、毎日サテライトトーナメントを開催しています。場所は大体Amazonルームです。
メインイベントのサテライトは、毎日午後8時から575ドルバイインで開催されており、10人参加ごとに1名に5000ドルのトーナメントチップ、メインイベントが近づくと20人参加ごとに1名にメインイベントの参加権(1万ドル相当)が与えられます。
賞金はWSOP関連のトーナメントでのみ使えるチップとして渡されます。他人に売ることや、メインイベント以外のトーナメントに出るのに使うこも可能です。
このほか、メインイベントデイ1A~Cの開催期間中には、135ドル~2080ドルまでバラエティに富んだサテライトトーナメントを午前8時から開催しています。
ストラクチャはこちら。
7.3 リオデイリーディープスタックトーナメント
リオでは、毎日普通のトーナメントも開催しています。
- 午後1時から250ドルバイイン(20000持ち30分1ラウンド)
- 午後4時から200ドルバイイン(15000持ち30分1ラウンド)
- 午後7時から365ドルターボ(25000持ち20分1ラウンド)
- 午後9時から150ドル(10000持ち20分1ラウンド)
と開催しています。
デイリートーナメントと言っても2時(今年から1時)のトーナメントは1000人、5時(今年から4時)のトーナメントは500人以上が参加するので、ストラクチャは急ですが、かなりの賑わいで楽しめます。
7.4 他のカジノのトーナメント
WSOP期間中は、リオ以外のカジノも魅力的なトーナメントを開催しているので、トーナメント好きにはたまりません。これが私が皆さんにWSOPに行ってもらいたいと思う最大の理由でもあります。
どのトーナメントに出るかに当たって、2016年November9(メインイベント・ファイナリスト)のKenny Hallaertが毎年作ってくれるWSOP期間中のラスベガスのトーナメント一覧表は必読です。
7.4.1 ベネチアン・ディープスタックチャンピオンシップ
毎年人気のイベントです。
バイインも200ドル~600ドルのものが多くお手頃です。
ストラクチャは、10000持ち~15000持ち、1ラウンドは30分~40分のものが多いです。
https://www.venetian.com/content/dam/venetian/casino/poker/deepstack/2018/DSCPS_2018-Schedule.pdf
7.4.2 プラネットハリウッド・Goliath Phamous Poker Series
ベネチアンに次いで人気が出てきたトーナメントシリーズがプラネットハリウッドのゴリアテです。
こちらは100ドルくらいからバイインが始まりベネチアンより安く、参加人数も1000人を超えるものもあります。
7.4.3 Aria Poker Classic
11時と19時にトーナメントを開催しています。
11時からのトーナメントは375ドル~565ドルですが、メインイベントが565ドルで賞金総額100万ドル保証(優勝は20万ドル弱)なのは、なかなかいいと思います。
Ariaはできたのが比較的最近なので、ポーカールームも新しくて雰囲気がいいですね。
7.4.4 Wynn Summer Classic
Wynnは超高級ホテルの上にポーカールームが改装したばかりなので綺麗だと思います。私は改装してからはいってませんが。
WSOPと同じ時期にWynn Summer Classicというイベントを開催しています。
400ドルから1100ドルくらいのトーナメントが主で、メインイベントは1600ドルバイインで賞金総額750,000ドル保証、25000持ち1時間ラウンドです。
7.4.5 Golden Nugget、Binionsその他
このほか、ダウンタウンのGolden NuggetやBinionsといったカジノでも、500ドル以下のトーナメントが開催されています。
7.5 おススメ旅程(2018年の例)
7.5.1 5泊7日
正直5泊7日だと実質4日しか取れないので厳しすぎます。
6月23日(土)発で24日のMonster Stackのデイ1Bに出て、27日でファイナルテーブル、28日現地発29日(金)帰国でしょうか。
デイ1Bで飛んだら25日の1500ドルバウンティイベントに出ます。
更に飛んだら26日の3000ドルイベントに出ます。
飛んだら27日はプラネットハリウッドの400ドルの2デイトーナメントに出て、それも飛んだらRioのディープスタックでしょうか。
それか、6月9日(土)発で10日にミリオネアメーカーのデイ1B、ファイナルテーブルは13日で、14日現地発15日(金)帰国です。
飛んでいたら、11日は2620ドルの休憩なしマラソンイベントかベネチアンの3デイの600ドルイベント、更に飛んだら12日はベネチアンの1100ドルの2デイイベントかWynnの400ドルイベントかリオのデイリーディープスタックに出ます。
7.5.2 7泊9日
できれば、これくらいの休みは欲しいところです。
これだと、6月23日(土)発で24日のMonster Stackのデイ1Bに出て、27日にファイナルテーブル、
飛んでいたら、25日は1500ドルバウンティイベント、更に飛んだら26日は3000ドルイベント、27日・28日はWynnの1100ドルイベントのデイ1B・Cに出て(ファイナルテーブルは6月29日)、飛んでたら29日はベネチアンの1,100ドルイベント、6月30日(土)発7月1日(日)帰国です。
それか、6月9日(土)発で10日にミリオネアメーカーのデイ1B、同じくファイナルテーブルは13日で、飛んでいたら、11日は2620ドルの休憩なしマラソンイベントかベネチアンの3デイ600ドルイベント、更に飛んだら12日はベネチアンの1100ドルの2デイイベントかWynnの400ドルイベントに出ます。
13日はWSOPの3000ドル6max、14日はベネチアンの1600ドル2デイイベントかプラネットハリウッドの250ドル2デイイベントに出て、飛んだら15日はAriaの400ドルイベントかリオのデイリーディープスタックに出て、16日現地発、17日(日)帰国です。
おわりに
世界でいちばん詳しいWSOP参加ガイド、参考になったでしょうか。
これを見てWSOPに行った人の中からブレスレットホルダーが生まれることを期待しています。