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  ポーカーの高速道路とけものみち

     自分の大好きなポーカーに関する戦略などを紹介



このブログについて

自分の大好きなポーカー(特にTexas Hold'em(テキサスホールデム))
というゲームに何か貢献ができないかと思い、ブログを始めました。    
ポーカーに関する戦略などを紹介していきたいと思います。         

ポーカーと人生(3)(完)

その他

ポーカーと人生(1)
ポーカーと人生(2)
の続きです。


重要な一連のスキル

私にはポーカーにのめり込む友人が多くいた。私の持っているのと同じようなスキルを持っているように思えたが、彼らは何らかの理由で上手くやることができなかった。正真正銘の天才であったのに、多くがベストを尽くし、それでもなお失敗していった。一方で、平均よりほんの少し上程度の知性しかないのに(かなりの長期間、一定程度続けて)広く成功するようなプレイヤーもいる。


知能指数(IQ)とポーカーの成功に強い相関関係があるのは間違いないが、IQだけが重要だということは決してない。私よりIQが高いのに低いレートで全く勝てていないプレイヤーも多く存在する。ただ、非常に高いIQ(や一般的な標準テストでの高いスコア)を持っているなら、何らかの資質があると自信を持って言える先入観のない根拠となるだろう。そのような先入観のない根拠にはなかなか出会えないものだ。


ポーカーのスキルがあると予測できる因子を限定してみると次の3分野となる。

・演繹的論理能力(訳注:一般的な法則を個別具体的な事例に当てはめる論理的思考能力)
・心理学的能力、高い社交性、人がどのように考え物事にどのように影響を受けるか理解している(思慮深い人間)
・数学/統計学的能力


これらは私の考えでは列挙した順に重要である。もちろん数学が最後だ(実際にはかなり差のある3番目ではあるが、依然としてこのリストには載るべき分野だということは明らかだ)。


演繹的論理能力は広い意味で言えば数学的能力に含まれるものなので若干ミスリーディングだが、非常に論理的であるが数学のクラスでいい点を全く取れなかった人などもいるだろう。このような人間は複雑な計算や統計学/計算が得意だが、他の挙げられた能力が低い人間よりポーカーを上手くできることが多い。


ポーカーの才能や潜在能力を予見するものとしての可能性は下がるが、自分の潜在能力を引き出し発揮する可能性が高いと考えられるマイナーカテゴリが更に3つある。


・負けずぎらい(特に自分に対して)
・謙虚さと自己認識
・自制心


これらもまたこの順序で重要だ(繰り返しになるがこれも私見)。私がなぜ優秀なポーカープレイヤーになることができたかを最もよく説明できるのがこのリストだ。最終的なものでは決してないが、このカテゴリのほとんどに当てはまると思われるのに単にできていないだけの人も多くいる。この投稿をした理由は、自分がどのくらい成功しそうか検討する際に参考となる何らかの基準を提示したかったからだ。また、このことは、私が何度も何度も追究してきた質問でもある。自分の考えを皆と共有したいと思ったのだ。


論理能力、数学的能力、対人スキルが高くてよかったと思っているが自己認識に欠けるみんな、がんばろう。私もがんばる。



退学すべき?仕事を辞めるべき?(回答:まだだ)

既に述べたとおり、人それぞれ状況が異なり、また、人それぞれ潜在能力も異なる。しかしながら、ほとんどの人に対する回答は、ジャンプする前にもう少しじっくり考えた方がよいというものだ。現在の多くの大学生にとってこの考え方のひどいところは、ブラックフライデーによって米国内の学校に属しながらオンラインポーカーをプレイする環境が奪われてしまったという点にある。このような選択肢があったらベストだったのにと強く感じている。(私が大学生の年代にそのような道を選ばなかったとしても。)


ブライアン・ヘイスティングスやZ and Hac Dang(訳注:2人とも大学に通いつつオンラインポーカーで高い成績を収めているプレイヤー)を見ても、最早、大学に通って卒業する傍ら、自分が世界クラスのプレイヤーになれて文字どおり億万長者になることもできるという証明にはならないのだ。


(大学に通ったり仕事を続けることで)履歴書を作ることは、非常に重要な次善の策となる(または最善の策に!)。実際に何年もプレイしなければ、ポーカーの能力があるかどうか事前に把握することは難しいのだ。私は、自分がポーカーで高く成功し、それでもなおプレイすることを愛し続けられることに確信が持てるまでは、仕事や学校を続けた上でポーカーをプレイするよういつも勧めている。


あなたが今米国にいるのであれば、正直なところ(どうアドバイスすべきか)分からない。他の国の学校へ転校することも一つの選択肢だろうが、真剣に考えないといけないと思う。近くにいいライブゲームをやっているカジノがあるのであれば、そこでバンクロールや経験を積むこともできるだろう。現在の困難な状況に鑑みると、これ以上いい考えが思いつかない。願わくは、このような障害がそれほど長く続かなければよいのだが。


私の一般的な哲学

友人の1人が抱えている問題について話したことがある。何をしたいのかどこへ向かっているのか方向性が見えず不確かだとかいうよくある問題だった。(ほとんどすべてのプレイヤーがいつかは直面する問題だ。)

私は彼女に「人生の秘訣を教えよう」といい、その時までは言葉にしたことがなく、自分の人生をどのようにするかについての自分の哲学として考えておらず、その時点で完成させるべきだと思ったことを話した。「人生の秘訣」と言ったのは、少し無謀だったかもしれない。


私が人生の秘訣やそれに近いことを知っているとは思わないが、次のような指針によって私は上手くやってこれた。


「日々3つのことに集中することだ」と言った。会話の中で、私は4つのことと修正したが、実際は3.5個というべきものだった。

1)自分が楽しいと思えることをやれ

単純なことが、これは人々があまり集中できているとは言えないことだ。仕事や自分の生活を向上させることだけにそれほど一生懸命になることはもう止めよう。今日があなたの人生なのだ。毎日がそうだ。今現在楽しいと思えることだけをしよう。

2)短期的な目標に向かってがんばろう

ゴールテープが見えていればモチベーションを維持することはより簡単となり、道のりも楽しめるだろう。2年後に高い報酬を得たいという理由で本を書いてはならない。本を書くのが楽しいという理由で本を書くのだ。長期的な目標を持たないといけないこともあるだろうが、その場合はチェックポイントを作らなければならない。次の金曜日までに10頁書くとかすれば、成功した場合に報われた気もするだろうし達成感もあるだろう。


注意しなければならないのは、「先週より自分の目標に近付いているか離れているか?」と毎週末自分に問い質すフィットネスのような計画になっているか否かだ。


難しいことが一晩でできることはそれほどないが、目標に向かっていてそこから離れていない限り、正しいことをしていると言える。胸を張るべきだ。

3)個人的な関係に投資すべき

一緒にいて楽しい人や好きな人と時間を過ごすべきだ。誰に対してもよくしなければならないが、特に自分にとって最も重要な人に対してはよくしなければならない。長期的な幸福はそこからやってくるのだ。

3b)友人は慎重に、絶えず選ぶべき

自分の人生にトータルでよい影響を与えないような友人関係、人間関係に時間、努力、感情を浪費してはならない。人は、たとえ明らかにその関係から何も得られなかったり、マイナスの影響しかないことが明らかであっても、友人に固執する傾向がある。


友人があなたの人生をより簡単で楽しいものにするのではなく、難しいものにしているのであれば、それはあるべき友人関係ではなく、あなたは間違っているとさえ言える。これまで友達であったからといって何も負い目を感じる必要はないのだ。


自分の人生へのマイナスの影響を断ち切る必要があるのだ。(変な方法でやる必要はない。)より重要なのは、本当に自分にとってよい影響を与えてくれる注目と努力に値する人との関係を構築する必要があるということだ。


まとめ

(気付かなかったかもしれないが)ちょっと乱雑になってしまった。ここまで読んでもらったのであれば、私の意図を少しでも理解してもらいたいと思う。ポーカーに関連するかしないかに関わらず、読者の中で岐路に立っている人には、慎重に自分の選択肢を検討してもらいたいし、それと同時に、自分が「間違った」選択肢を選ぶ可能性があることを恐れないでもらいたい。


このような投稿をすることは、私にとっても役に立っている。私も自分の生活や選択肢がはっきりと分かっているとは決して言えない。何となく言ってきたように、私も決して自分がこれまで自分の人生やキャリアに関して可能な限り最善の決断をしてきたかどうか定かではないのだ。来年自分の人生やキャリアが最高のものになるかどうかも定かではない。


重要なことは、何も分からなくても、自分の能力の限界について目星がついていれば私はそれでよく、振り返らなくてもよいということだ。自分が最高の選択肢を選んでいるかどうかについて、それがたとえ最高の選択肢でなくても、自分にとって重要だと思うことに特に毎日集中している限りは、「正しい」ことをほとんどできていると確信している。


最後の「正しい」に引用符が要ったかどうかはよく分からない。


それでは。


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