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  ポーカーの高速道路とけものみち

     自分の大好きなポーカーに関する戦略などを紹介



このブログについて

自分の大好きなポーカー(特にTexas Hold'em(テキサスホールデム))
というゲームに何か貢献ができないかと思い、ブログを始めました。    
ポーカーに関する戦略などを紹介していきたいと思います。         

ポーカーと人生(2)

その他

ポーカーと人生(1)の続きです。


標準的な部分

もちろんのことであるが、どのような決断をする場合であっても、選択肢のリストが必要となる。そのリストが紙に書かれているか頭の中にしか存在しないかは重要ではない。(記憶力が極めて低いのでなければ。)


そうすることで、賛否両方の立場から明確に思考過程をたどることができる。どの選択肢が自分の個人的な目標や幸福の引き金をより満たすだろうか?


決断がどのようになされるか我々はみんなよく知っているので、このトピックについて多くは語らない。私にできる唯一のアドバイスは、他の章に書かれていることと異なり、自分が「したい」からとか特に自分が「そうすべきと考えている」からという理由から一つの選択肢を選ばないようにということだ。これらは何をするに当たっても、これのみではいい理由とはならない。なぜしたいのか?なぜすべきと思うのか?更に賛否両論の立場からリストを追加しなければならない。


長期対短期


長期的に物事を考えるのは重要であるが、短期的に考えることもまた極めて重要だ。多くの人々は将来報われると思って短期的な幸福を犠牲にしがちだ。問題は、既に述べたように、我々は将来自分の身に何が起こるかや将来何を欲するか予測できないということだ。


特に、あなたが25歳未満であるなら、あなたの生活に入り込んできたり、キャリアパスを変え得る非常に多くの要素が存在するというだけだけでなく、1人の人間としてまだ成長し成熟する余地が大いにあるのだ(おそらく30歳を過ぎても同じことが言えるだろうが、私はまだその年齢にはなっていない)。


あなたは自分が10代のときに、大人から、人生においてしたいことをまだ分かっていないとか、自分が分かっていると考えているほどには分かっていないと言われてどう思ったか覚えているだろう。自分は十分に賢く、やりたいことや何に重きを置いて何を信じているかなど既に分かっていたから、非常にイライラさせられたと思うし、そのとき大人のいうことに耳を傾けようとはしなかっただろう。


それでも、ひどいことではあるが、大人は正しいのだ。願わくば、私は半大人ということで、もう少し私を信じてもらいたい。非常に長い期間をかけて人は成長し変わって行くということは、真実だ。私も毎年非常に多くのことを学ぶし、2年前に考えていたことや行っていたことを振り返って、あのときはバカだったなと思うことも多い。


ここで私が言っているのは、あなたがしたいと思うことをすべきではないとか情熱に従うべきでないということではない。(多くの場合)そうすべきなのだ。そうすることで、あなたは幸福になり、実際に自分がやりたいと思っていることや何に重きを置いているかをより分かるようになるのだ。しかしながら、(ポーカーをフルタイムでやるために学校を退学するなど)人生を変えるような大きな決断をするときには、極めて慎重にならなければならないということだ。


私が読んだ本当に数少ない本の一つに「幸福の躓き(Stumbling On Happiness)」という本がある。


著者は、数少ない論点の一つとして、何が私たちの未来を幸せにするか予見することがどれほど困難かについて論じている。著者は非常に多くの好例を示しており、本の内容すべてを記憶したとしても決して捨てようと思わないくらいだ。著者は、我々より年を取った人間は、たとえそれほど大したことのない人であっても、何が我々を幸福にするかについて、我々自身よりもよい予見者であると言っている。私も著者の言うことに賛成であり(非常に多くの説得力のある意見があったからであるが、私はもう忘れてしまった)、これは特に我々のような若者には当てはまる話だと思う。


この本の教訓は、次のとおり、2つワンセットになっている。(2つワンセット(two-fold)ってスマートでクールな言い回しだと思う。)


1)今から20年後何が自分を幸福にするかについての自分自身の判断を信用するな。


2)年長者のアドバイスを聞いてもっと尊重しなければならない。彼らはあなたが考えている以上に物事をよく知っている。



金銭を越えるもの


多くの人は、ポーカーか仕事かとかポーカーか大学かという選択を、純粋に金銭面での決断として考えている。その場合「どちらの選択肢がより多くのお金になるだろうか」と考えているのだ。


このことは決断に当たって重要だろうか?もちろん重要だ。では、決断に当たってこのことが過度に考慮されすぎだと私が考えてるかって?もちろんそう思っている!


どのようなキャリアにも金銭以上のものがある。自分がしていることが好きだったり、自分がしていることを肯定できるのではないか?自分の労働環境が好きではないか?自分の仕事の必要性が自分の生活の重要な一側面に影響を与えないか?


ポーカーをプロとしてプレイすることは、ほとんどの仕事と異なり、随分大きくライフスタイルを変えることとなる。ほとんど確実に毎日ストレスに晒されることになる。時間は不規則になる(もちろん賛否両論あるだろうが)。保証された収入はない(期待値は無視して、あなたや家族、身の回りの人々に対する月々の幸福の悪影響を考慮してみよう)。


ポーカーには雇用保障もない(今ではどの分野でもないとは思うが)。さらに、健康保険もなければ退職金もないにも関わらず、それに代わる追加的な収入もない。


このような場合、多くのことがポーカーに関するあなた特有の状況に左右されることになる。


私に関しては、「どうしても外せない」プレイする「必要がある」ゲームがときどきあるため、友達との計画をキャンセルしたり、元々計画を立てられなかったりして苦しい決断をしなければならないことがよくある。また、ポーカーのために、少なくとも年に2カ月はラスベガスに滞在することを「余儀なくさせられ」、今は、多くの時間を米国外で過ごすことを「強制」されている。これらは私が技術的に決断せざるを得なかったものなので(いくつかはまだ克服しようと努力しているが)引用符を付けたが、私が自分の望むレベルで競争するためには重要なことなのだ。


オンラインポーカーをしていると、ほとんどの仕事よりも孤独な毎日を送ることとなる。私には極めて外向的なポーカーの友達がいるが、コンピュータの前で1日中1人で座っていることで、彼らが疲弊しているのがよく分かる。私は孤独な時間を愛しているので、私にとっては普通は大した問題ではない。


もう一つ考えなければならないのは、他の人がどう考えるかだ。


自分が普通の仕事をしていないことについて他人がどう思おうが私は気にしていないが、そのことを気にするのであれば、留意する必要がある。より重要なのは、ポーカーがあなたの人生における他人の評価にどのような影響を与えるかだ。ズバリ言うと、あなたが結婚していたり、結婚したいと思うのであれば、たとえあなたの結婚相手がポーカーに偏見を持っていないとしても、彼女はその不安定さに極めて不安になるだろうということだ。また、たとえ周りの人間がどう思おうがあなたが気にしないとしても、結婚相手は気にするだろうし、特に彼女の家族がどう思うか気にするだろう。自分自身に対するものだけでなく、自分を頼る人々(や将来頼る人々)に対するリスクやストレスについても考えなければならない。


ポーカーの未来とあなた

多くの人々が考えていない重要なものには、次のようなものもある。通常の仕事については、経験を積めば自身が向上し、年月が経つにつれ履歴書もよりよいものとなり、より雇用可能性が高まり、会社内でもより安定するというものがあるが、ポーカーではそうはならない。


あなたは「自分は年々上達する」と考えるだろうし、おそらく正しいだろうが、あなたの相手も驚異的な速度で上達するのだ。どれほど多くのプロがポーカーで失敗し、今ではほとんど勝てていないか想像してみるとよい。5年前は最高レートを荒らしまわっていたが、今では1-2ノーリミットですら勝てないような者を私ですら知っているのだ。


競争力を維持するには、10〜20年後も自分のプレイを上達させるよう一生懸命努力することが必要となる。新しいソフトウェアを装備した若者はあなたが考えてもいなかったことを分析するようになるだろう(これは既に私の身には起こっている)。したがって、大金を稼げなければ、後戻りすることもできず、ただ薄い利益を上げることもできなければ給料を稼ぐこともできなくなるのだ。決してより簡単になることはない。我々の頭脳はより大きくなったり回転が速くなったりしないのだ。


もっと明らかな不安要素は、ポーカーの未来だ。今と同じような人気が続くだろうか?同じように勝っていけるだろうか?5年以内にボットがオンラインポーカーを席巻したりしないだろうか?インターネットポーカーを禁止する国がいくつも現れたりしないだろうか?


これらのすべてが予測できないものの範囲に含まれるが、次のような帰結は考慮することができる。

・家族を持つことになり家計支出がバンクロール(及び収入を増やす能力)を圧迫したらどうなるか?
・現在利益を上げているとして、将来はいい勝負が見つけられなくなった場合どうするか?
・あなたが選んだゲームをプレイすることを周りが止めたため、新しく人気の出たゲームをせざるを得なくなった場合どうなるか?


考慮しなければならない事項は多く、どれくらいの頻度で起こり得るかに応じてそれぞれの可能性に対処しなければならない。例えば、他のゲームを習得したり、バックアッププランを作ったり、余分の資金を用意したりなどしなければならない。


私見と経験

考えなければならない多くの事項を既に提示した。ここまでは、それほど私自身の経験や意見又はアドバイスにそれほど重きを置いてこなかった。


前回のブログにおいて、私は自分のポーカーを始めた頃の経験を紹介した。一度読んでもらいたい。私が書いたものだ。


これまでの年月で私が得たその他の経験と意見についても触れたいと思う。


ポーカースキル:強さの予測


自分が非常によいポーカープレイヤーになるために必要なものを持っていると思うか?

よろしい!それならあなたはそうなるべき人だ。


ほとんどすべての人が、自分は既にポーカーが上手いと思っているか、自分は数学が得意だから、ポーカーを熱心に見ているから、一度素晴らしいハンドをプレイしたからといった理由で、ほんの少し頑張れば強くなれると考えている。


自分自身のポーカーの能力を予測するにはどうしても逃れられないジレンマが存在する。優秀なプロポーカープレイヤーが持っている最高の能力の一つに、自己認識と謙虚さが挙げられる。その能力によってプレイヤーは自分がゲームに参加すべきときとすべきでないとき、何について向上する必要があるか(また何を向上すべきか)、誰が優れたプレイヤーか、いつ誰が何を教えてくれるか知ることができるのだ。また、その能力によって、プレイヤーは、日々の生活においてポーカーに関する責任を持った用心深い決断をすることができる。自己認識のできた謙虚な人物は、ポーカーについても強いことが多いが、ポーカーを上手くできるかどうか確証があるわけではないため、勇気を出してフルタイムでプレイしたり、レートを上げたりするのに躊躇することが多い。


一方自己認識に欠ける者もいる。このような者は自分は強いと思っており、絶対に成功すると考えている。謙虚でない者は、本やトレーニングビデオや他のプレイヤーが教えてくれるものなどほとんどないと考えている。このような者は失敗することが多く、この文章を読んでいたとしても、自分に資質が欠けていることに気づかない。


では、どうすれば、自信を持って自分自身の能力を予見することができるのだろうか?


それは不可能だ。


自分に資質があると自信を持って言える唯一の方法は、100万以上のポーカーハンドをプレイした経験とデータをもって、合理的な確度に基づいた自分の進歩と勝率を示すことだけだ。プレイヤーの中には、ポーカーのスキルは、歌や運動能力と同様に(どちらも向上させることはできるが遥かに優れた潜在能力を持って生まれる者がいる)持って生まれた独立した能力だと考えている者もいる。ポーカーはスキルの最高到達点だ。何もできないがポーカーだけは得意だというような愚か者は存在しない。


それでは、他にどのようなスキルが加わると強力なポーカープレイヤーの精神が形成されるのだろうか?

重要な一連のスキル

つづく