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  ポーカーの高速道路とけものみち

     自分の大好きなポーカーに関する戦略などを紹介



このブログについて

自分の大好きなポーカー(特にTexas Hold'em(テキサスホールデム))
というゲームに何か貢献ができないかと思い、ブログを始めました。    
ポーカーに関する戦略などを紹介していきたいと思います。         

World Poker Tour National Series Paris Open of Poker戦記(5)

今日の一手

ファイナルテーブル前の戦略。
とりあえず目指すは優勝だが、賞金がぐんとあがる4位以上を目指したいw(まあ全ハンドダウンでも4位はいけるがw)
ペイアウトは次のとおり。優勝は92570ユーロの現金と9月に開催予定のWPTパリグランプリの参加費7500ユーロ相当と盾。

優勝 – 92 570 euros + un ticket pour le Grand Prix de Paris à 7500 euros
Runner Up – 66 845 euros
3e – 51 420 euros
4e – 38 565 euros
5e – 30 870 euros
6e – 25 720 euros
7e – 20565 euros
8e – 15 425 euros


シートは次のとおり。
Siège 1 – Shinya Shimada : 2650k
Siège 2 – Jeremy Nock : 655k タイト
Siège 3 – Franck Boyer : 680k この3日間ほぼすべて俺の左側2席圏内にいたフランクw2番目に上手い
Siège 4 – Antoine Valantin : 1260k デイ2で同卓だった通称財布w基礎が甘くバリューベットにマージナルハンドでコールしたり、プリフロブラフがよくすべったりたまに成功したブラフを見せたりする。
Siège 5 – Gregory Benac : 1260k デイ1スタートテーブルで同卓だった通称フィッシュw流石にリンプはしないがレイズにルースコール→CBダウンとかを未だに量産。プレミアム ハンド以外では決してレイズしない典型的なタイトウィーク。3ベット=AA、KK。
Siège 6 – Antoine Saout : 2085k 2009年WSOP3位の元エベポプロ。この1年ほとんど見かけなかったので引退したのかと思っていた。がやはりこのテーブルで一番上手い。 チップ量も2位だしポジション上も俺に優位なので、最初の主導権は彼が握るだろう(昨日の9人テーブルでも6連続スチールを決めていたw)。最初に入った 絶好のチャンスで大打撃を与えたい。が基本ぶつからないようにするw
Siège 7 – Yann Detychey : 960k Bwinのサテ通過者の模様。いかにもなオンライン上がりだが全然上手くないwがちゃんとロングボールや3ベットはたまにする。
Siège 8 – Philippe Abdoul : 1550k 昨日同卓してかなりチップを奪われたアラブ人。彼のチップの3分の2は俺から奪ったものだろうw典型的なタイトだがたまに変なハンドで入ってきたりブラフをしたりする。打ち筋は基本パッシブなので被害が大きくはならないが、バカアグレの俺との相性は向こうにとって抜群なので注意した い。


ブラインドは5000−20000−40000なので、
それぞれ
63.625BB
16.375
17
31.5
31.5
52.125
24
38.75しかない。

2、3が参加しうるポットは3ベット=オールインとなるので迂闊に2ベットで参加できない。
俺がボタンで全員ダウンで回ってきたときは、プレミアハンド&ゴミハンドは2ベット、バリューハンドはリンプレイズという風に使い分けないといけないだろう。
彼らが飛ぶかチップを増やすまでは、財布やフィッシュのブラインドもなかなか狙えないので不利なポジションだが、2番は超タイトだしフランクもそれほどギャンブル好みではないので、ある程度のハンドではスチールを狙いたい。
ただ、財布やフィッシュのポジションからは俺は格好のリスチターゲットなんだよなw
デイ2と完全に逆のポジションで不利な状況だが、若干タイト目に行きたい。


一方俺のブラインドで財布、Bwin、アラブ人がレイズしてきた場合は、いつもどおり3ベット(6〜7BB)できる。彼らは4ベットオールインするには多すぎるが、3ベットにコールするには少ないスタックを持っているので。果たして彼らはそれを理解しているか?(ほんとはリンプレイズか大きめの2ベッ トをしなければならない。)


アントワンのレイズについては、4ベット・5ベットまで行けるので、慎重に対処したい。
HJからなのでそれほど来ないと思うが、BBのときは投機的なハンドでもすべてコールで3ベットはかなりタイトにする。
ただチャンスを見て5ベットブラフもかましたいところだwその場合AXsは欲しいが。


開始30分前に集合。
テレビテーブルがセットされている。6人になるとホールカードカメラ使用。
普通のWPTパリで使われているテーブルのようだ。


最初に1人ずつ入場してインタビューを受ける。何をしゃべったか全く覚えていない。
プレイ中はこれっぽっちも緊張しなかったがこのインタビューの直前だけは緊張したw

L24 5000−20000−40000の残り28分から再開。1ラウンド1時間でヘッズアップは30分。265万持ち。

遂にテレビテーブルでプレイするときが来たか。いつか必ずこんな日が来ると思っていた。
WPTのスタッフに日本から1000人くらいアクセスがあるみたいだけどお前は一体何者なんだ?と聞かれたw
1000人は流石に俺もびっくり。ポーカー知らないうちの弟も見ていたらしいw
おそらくお会いしたことがない方が8割くらいだと思いますが、皆さん応援ありがとうございました!


8番のアブドゥルがボタンからレイズ。SBからA5sで3ベットでポット獲得。


COで55。ミドルの7番シートのデティチェフ(Bwin)がレイズ。後ろのショート3人がオールインしてきたらコールする覚悟でコール。ブラインドはダウンでヘッズ。
フロップQ37。デティチェフがチェックにポジションベットして勝ち。


この間既に2回5番シートのべナックがオールイン。150万もあるのにいきなりオールインか3ベットオールインなので誰もコールできない。昨日までこんなプレイヤーじゃなかったのにどうしたんだ??まるで別人。
正直彼の変貌ぶりにあまりにも驚いたのでチーティング(イヤホンなどでプレイの指示)なども疑ったのだが、その形跡はなかった。前日にうまく戦略を考えてきたのだろう。ブレーンは誰かいてもおかしくないが。


AntoineがHJからレイズ、COのデティチェフがコールでボタンのアブドゥルもオーバーコール。 SBの自分はダウン。
フロップK52スペード2枚。Antoineベットにデティチェフがレイズオールインでアブドゥルがスタックの半分以上を賭けてコール!
でさらにAntoineリレイズオールイン!!アブドゥルは相当時間をかけて悩んだがダウン。KQだと言っていた。
デティチェフはKJでAntoineは5セット!!
でデティチェフは8位で終了。Antoineが380万のチップリーダーに。
この状況、正直自分がアブドゥルの立場だったらどうなっていたか想像するだけで恐ろしい。KJのショートがトップヒットでレイズオールインしてボタンでKQ で降りれるわけもないし、むしろアイソレートオールインする確率のほうが高いし、もちろんコールした後Antoineにオールイン要求されても、スタックの半分以上入れているのに降りるわけはないと思う。 チップ量があればアイソレートオールインしてスナップコールされて即死だっただろう。チップ半分くらいならAKと読んでやはり降りるだろうか。
まあこういう状況になったらもうAAvKKやセットオーバーセットと同じで諦めるしかないってことなんだろうか。
それにしてもここ一番でTPvセットを引いてくるとはついてる奴だ。


L26 5000−25000−50000 250万持ち。

HJでA8s。Antoineのブラインドをスチール。


KQでSBからブラインドヘッズでオープンオールイン。


ボタンから96sでレイズしたらBBのフランクにオールインされダウン。フランクのBBはオールイン覚悟でないとなかなかいけないな。


この間も5回くらいべナックがオールインしてる。凄まじいロングボーラー。Antoineも50万以上取られてる。 凄まじい戦略で一回もショーダウンすることなく、彼はこの後150万から300万弱にまでチップを増やした。


HJでA4sでAntoineのブラインドをスチール。


最初の休憩。スタックは次のとおり。依然チップリはAntoineだがオールイン攻勢で一回もショーダウンせずにべナックが既に100万以上増やしている。


Shinya Shimada : 2700k
Jeremy Nock : 675k
Franck Boyer : 840k
Antoine Valantin : 900k
Gregory Benac : 2600k
Antoine Saout : 2800k
Philippe Abdoul : 800k


L27 5000−30000-60000 270万持ち。残り7人。


ミドルからA9sでスチール。


UTGからATでレイズ。AntoineがSBからコール、アブドゥルもBBでコール。
フロップ6c4d2s。チェックチェックにベットしたらAntoineにチェックレイズされダウン。


バレンティンがレイトからレイズでBBからKToでコール。
フロップ4s9dQh。チェックにORベット55,000で、ガットもあるし単なるCBの可能性も大なのでコール。ターンQでチェックチェック。 これでQないこと確定。リバー2cでどう考えてもハンドが向上したとは考えにくいので、ブラフでベット55,000したところ、相手A6でコールして負け。
そうだったこいつはコーリングステーションだったw


ブラインドヘッズでSBからA9sでレイズでスチール。


ノックが55でオールインしてヴァレンティンがAQでコール。
何も起こらずノックがダブルアップ。


アブドゥルがヴァレンティンを飛ばして残り6人に。
ここからホールカードカメラ使用開始。


アブドゥルSBからQh4hでリンプ。BBでKc2sでチェック。
フロップ2c7c9s。チェックチェック。
ターンTh。アブドゥルチェックにベット11.5万すると25.7万にチェックレイズされダウン。完ブラに降ろされてたとは・・・


2回目の休憩。
チップカウントはこちら。
Siège 1 – Shinya Shimada 2,010,000
Siège 2 – Jeremy Nock 1,515,000
Siège 3 – Franck Boyer 540,000
Siège 5 – Gregory Benac 2,925,000
Siège 6 – Antoine Saout 3,165,000
Siège 8 – Philippe Abdoul 945,000


L28 10000−40000−80000 201万持ち。

UTGから6s6hで18万へレイズ。アブドゥルBBから7h7sでコール。
フロップQsQc4d。アブドゥルチェック、シマダ20万ベットで相手ダウン。マジか?w
かなりタイトだね。セットができなければ即ダウンとは。
このプレイから彼がSPRに関する基本的な知識が無いことがよくわかる。
バックに80万もないのに18万でポケットペアでコールすることはできない。
彼は3ベットオールインすれば簡単にポットを取れていただろう。


Antoineボタンから8c6dで17.5万へレイズ。SBのアブドゥル9d8dでコール。BBでハンドを見るとAs9sだったので52.5万へと3ベット。両者フォールド。


ブラインドヘッズでSBからQdTdでレイズ、BBのノックはフォールド。


ここで運命のハンドが。
シマダHJからKhQcで18.5万へレイズ。
Antoine、KdKcでBBから37.5へと3ベット!
そろそろ来る頃かなと思っていたので、98万へ4ベット!
Antoine、257万を5ベットオールイン。
さっき5セットでオールインしたときと全く同じような雰囲気だし、なさそうだけどせいぜい五分の勝負になるとしてもKQvJJくらいしか考えられないので、コールできるはずもなくダウン。
あとでKKだと教えてもらい安心したw

ここでエフェクティブスタックとSPRの考え方に関連して、どちらが最後にブラフを行う主導権を握るか(ラストブラフイニシアティブ:シマダ造語w)について考えてみたい。
KQvKKのとき、シマダのスタックは275万(34.3BB)でAntoineのスタックは257万(32.1BB)だった。よってエフェクティブスタックは32.1BB。
最初にシマダがスタンダードな2.3BBの18.5万の2ベット、でAntoineが若干少ないが37.5万の3ベット(4.67BBで2ベット×2.03)、
これを受けてシマダが98万の4ベット(12.25BBで3ベット×2.6)で、Antoineがオールイン257万(32.1BBで4ベット×2.6)。
一応オールインブラフも可能だが、ここでは安全に降りられるラストブラフについて考えたい。

まず10BB以下のときだが、これは2ベットでほとんどコミットしてしまうのでオープンオールインしかありえない。ごく稀に2.5BB打ってダウンもできなくはないが、これはブラインドの上昇が遅く、よほどハンドが悪くてどうしようもないときに限る。(そのような場合はほとんどない。ブラインドヘッズでハンドを見ずにSBからオールインしたほうがよいだろう。)


10〜30BBの場合は、2ベットは2.2〜2.5BB、3ベットが4.5〜6BBとなることを考えると、4ベットでスタックの3分の1以下のベットを行うことは不可能となるので、最後のブラフチャンスは、3ベットということになる。というわけで、このレンジのスタックの場合は、2ベットはタイトに、3ベットはライトに行うことができることとなる。


30〜75BBの場合は、2ベットは2.2〜2.5BB、3ベットが4.5〜7.5BB、4ベットが9〜25BBとなることを考えると、5ベットでスタックの3分の1以下のベットを行うことは不可能となるので、最後のブラフチャンスは、4ベットとなる(私とAntoineのケース)。この場合は、2ベットは4ベットライトすることも視野に入れてライトにできる一方で、3ベットはタイトに行うか4ベットには降りる覚悟で行う必要があることとなる。


75〜150BBの場合は、2ベットは2.2〜2.5BB、3ベットが4.5〜7.5BB、4ベットが9〜25BB、5ベットが18〜60BBとなることを考えると、6ベットでスタックの3分の1以下のベットを行うことは不可能となるので、最後のブラフチャンスは、5ベットとなる。この場合は、3ベットは5ベットライトすることも視野に入れてライトにできる一方で、4ベットはタイトに行うか5ベットには降りる覚悟で行う必要があることとなる。

150BB以上は同様に6ベットがラストブラフチャンスとなる。


アブドゥルSBから9c3sで18万へレイズ。BBから6d2cでコール。投機的なハンドはすべてコールすることにしている。 ただまあ62oはちょっと投機的過ぎたかw相手もショートだし。
フロップ7d4d9d。アブドゥル80万をオールインでフォールド。


AntoineがCOからJ2sで16.5万のレイズ。SBからT9oで42.5万へ3ベット。完全なライト3ベットで勝ち。チップが上位安全圏ではなくなったのでアグレッシブで行かないといけなくなった。


次のハンドボタンからAcTsでスチール。


一周後ボタンからA5sでスチール。


L29 1000−50000−10000 180万持ち。

チップカウントは次のとおり。
Siège 1 – Shinya Shimada 1805k
Siège 2 – Jeremy Nock 1330k
Siège 3 – Franck Boyer 895k
Siège 5 – Gregory Benac 2710k
Siège 6 – Antoine Saout 3605k
Siège 8 – Philippe Abdoul 755k


アブドゥルSBからJd8cでコール。BBから55でレイズオールインして勝ち。


このあとフランクとアブドゥルがA7svKJでぶつかって、Kが落ちるもフランクがリバーでフラッシュを引いてアブドゥル6位で終了。


AntoineがCOからQd3sで22.5万のレイズ。ボタンでハンドを見ると55で、3ベット50万。もちろんオールインまで行くつもり。Antoineダウンでポット獲得。



AntoineがSBからKs8sで25.5へレイズ。BBでハンドを見ると52s。投機的なハンドはミニレイズにはすべてコールすることにしている。ポジションもありハンドにバリューもあり、52sは、当たれば大きく稼げるが当たらなければ大きなポットをプレイすることはありえない非常にプレイしやすいハンドなので、コール。
フロップ3h2c5d。AntoineCB27.5万で70万へレイズでポット獲得。


これで276万にまで復活してブラフ失敗前より増えた。


ブラインドヘッズでSBからKTでオープンオールインでスチール。


一周後、またブラインドヘッズでSBからKd3dでオープンオールインでスチール。
これで290万に。


AntoineまでフォールドでBBが戻ってくる。やはり隣のアブドゥルが飛んで、Antoineに対しポジションのエッジ(優位性)を得たので格段にプレイしやすくなった。
エッジには3種類のエッジがあって、スキルエッジ、ポジションエッジ、イニシアティブエッジがあるが、スキルはともかく、ハンドが良ければ2つは確実に確保できるのは大きい。


ボタンからAhKcで25万へレイズ。
これまでレイズや3ベットを連発しているのでそろそろ来ないかと思っていたら、フランクがBBからAs9sで149万の3ベットオールイン!でスナップコール。
何も起きず勝ち。フランクは5位で終了。

450万持ちになりチップリーダーに復帰。
他のチップ量はノック120、べナック250、Antoine300。
俺がチップを失ってアグレッシブになってからべナックはオールインをできなくなっていたのでチップがかなり減っている。ハンドも悪かったのかな?


SBからTc8dでレイズしたら、BBのノックにAs3sでオールインされダウン。
この次のハンドでノックがA5sでオールインしてべナックがJJでコールで、ノック終了。

この時点で
べナック414万
シマダ 400万
Antoine 300万


Antoineがボタンから5c2cで26.5万のレイズ。SBからKKで3ベット。残念ながら2人ともフォールドで稼げず。


4cTc でSBからコール。もうべナックはロングボールをあまりしていなかったので、リンプできると思ったもの。逆に2ベットしたほうが3ベットオールインしやすくなるかとも思った。べナックTs2cでチェック。
フロップ2s4s4c。キターーーーーーーー!これはフラッシュ引かれるリスクを取ってでも大きく稼ぐチャンスとチェック。べナック500kをベット。キタキタ。でもここでレイズしたら確実に降りられるのでコール。
ターン4h。クワッドになったよ、こりゃ稼げん。ペア持ってたらプリフロでレイズしてると思うし。案の定チェックチェック。
リバー完全なラグの3c。フラドロバーストなんだろうな、ストレートもなさそうだろうなと、ブラフ誘因とAハイでもコールするかもしれない額として100万をベットするとクイックコールされてマジか??オールインすればよかったと後悔w
これで200万近くチップを奪いチップリに返り咲き。


スタックは
シマダ600、
Antoine300、
ベナック200


ボタンからJJでスチール。どうしたんだ?急にハンドがよくなってきた。
イメージも悪くなってきているだろうしぶつかるチャンスも大きくなってきた。


SBからQJsでオールインスチール。


4ハンド後ボタンからQQでレイズ。
Antoine、BBからAs9sで3ベットオールイン。クイックコールで、フロップセットまでついて勝利。
最大の敵のAntoineを飛ばすとともに圧倒的なチップ差でヘッズアップ!


この時点で872万対238万。
ほとんど勝ったと思ってた。



ヘッズアップファーストハンド、べナックがTs7sでボタンからオープンオールイン。
ハンドを見るとAd8dで嫌な予感はするが最適プレイに従ってコール。
ショーダウンの瞬間ほとんど勝ったと思っていたが、運悪く7トリップス引かれ勝てず。
634対476へ。


このあとべナックが急にアグレッシブさを取り戻し、オールインを連発するようになった。まだ40BB以上あるのにオールイン連発。
できるだけスキルエッジを利用するためにポットを小さく保つようにする。
もちろんAx、Kx、ペア、ブロードウェイ2枚、ブロードウェイスーティッドなどのプレミアハンドが来たらレイズやオールインもするが、そんなハンドはほとんど来なかった・・・


相手の参加率アグレッシブさが尋常じゃなかったので、この野郎調子に乗りやがって、いいハンドが来たら一撃で倒してやると思っていたが、あとで見ると、
ヘッズアップ23ハンドのうち、べナックのハンドは、分かっている17ハンドだけでも、
T7s、Jd2c、Qd9h、 8c5c、Jh9h、 KsTd、Ad2s、 Jc7c、 TsTd、Ad2h、Kc4h、AcJh、QcTd、2c2d、7d4d、KhJd、 QdQsと上記プレミアハンドレンジでいっても12ハンドもきていたことが分かる。
全然調子にも乗ってないし、ハンドレンジも広げてないやん・・・


その間の俺のハンドは、
Ad8d(負け)、
Qh8h(フロップJヒットで負け)、
KhQs(Kヒットで勝ち)、
Qc4h(フロップ8ヒットでオールインされる)、
9cJd(J9sで3ベットオールインされダウン)、
Kh5c(相手KTでドミられ)、
Jh3c(A2にオールインされダウン)、
Qd7h(Qハイで勝 ち)、
7dTh(相手TTwで釣られるも何も引けず何も起こらず)、
4dJh(A2でオールインされダウン) 、
AcQd(リンプしたらオールインを連発されていたので誘うためにリンプするもK4でチェックされフロップ2ペア引かれスロープレイで釣られるw)、
J6(レイズするも相手AJでオールインされダウン)、
8d6c(相手QTもフロップが噛みあい勝ち)、
Ah9c(これもAQの時と同じく釣ろうとするも 釣れずしかも相手に22でストレートを引かれ負けw)、
JsQc(オールインスチール)、
2d7d(相手KJでオールインで、30%は有りそうなのでコールしようか実は結構迷ったが流石にこれで飛ぶのは恥ずかしいとダウン)、
AhJc(相手QQで終了。)
というもの。


ヘッズにおけるプレミアハンドは27ハンド中8ハンドで、しかもそのうちKQ以外プリフロまたはフロップですべて負けているという代物。。。
これはちょっとついてなさすぎた。


いずれにしてもここに来るまで彼はロングボールを上手く使って周りとのスキルエッジを埋める最適戦略を取ってきたので、優勝したのも決してついていたからだけではない。キルフィルもきっと読んでいたのだろう。


というわけで残念ながら、5日間中3日間トーナメントのほとんどの時間を支配していたと思うが、最後に一歩及ばず2位で悔しい結果に終わってしまった。


ついてなかっただけとは思わない。
むしろデイ3のリバーAセットや、デイ4でダヴィディをA1枚で飛ばすなどこちらがついている場面もいくつもあった。
どれもみんなThat’s poker。


フランスのポーカー掲示板でこんなぬるいファイナルテーブルはなんちゃらかんちゃらとか6人テーブルなのに全員パッシブすぎるだろうとか言ってたが、トーナメントのテーブルダイナミクスはその場でプレイしている人間しか分からない。
初心者の我々だけでなく、熟練者であるはずのAntoineやフランクもそれほどアグレッシブじゃなかった理由を想像すればそんなことはすぐ分かることだ。アグレッシブにやっているとべナックの3ベットオールインや私の3ベットに捕まることをわかっていたからなのだ。
(逆にフランクやAntoineがAXsで飛んだことについてそんなハンドでリレイズオールインするかとか言っている奴もいたが、それもみんなテーブルダイナミクスの結果なのだ。)


もちろん私もEPTロンドンの1kイベントのときのように、エアーで3ベット・4ベットをやる奴らばかりが周りにいるのなら、また違う戦略を取るだろう。*1
ヘッズのボタンリンプも基本としておかしいという人もいるかも知れまないが、それはポットの10倍以上のオールインをすぐにするプレイヤーを相手にする場合を想定していないからだ。彼は自分のハンドによってオールインするかどうかを決めているため、レイズで自分のハンドを隠す必要はないと考えてた。(むしろオープンフォールドを多用してもいいかなと思っていたくらい。)


まあそんなことをいくら並べても所詮負け犬の遠吠えなので、今後も引き続き精進して(フランクのプレイやべナックのロングボール、後自分の経験の積み重ねでまた勉強する事が増えた)、また次のトーナメントで実績を積み重ねていきたいと思う。


最後に、この日は夜遅くまでどころか朝早くまでたくさんの人に応援していただき、本当にありがとうございました!
MixiTwitter、FBでの応援・フォローに対して、テーブルではiPhoneが使用禁止だったのでコメントが返せませんでしたが、本当に励みになりました。
いつもは一人孤独に戦っていましたが、昨日だけはみんなが応援してくれている感じがして本当に嬉しかったです。
また応援してもらえるような舞台に立ち、今度はその応援に報いることができるよう優勝したいと思います。
今後ともよろしくお願いします!




*1:実際フランス人にもそういうことを分かってる者がいて、彼(シマダ)はBPTボルドーで先々週10位になってるけど、そのときはスーパーアグレッシブだった。彼は複数のマルチテーブルトーナメントの戦略を使い分けられるプレイヤーだと言ってくれている者もいた。また、非常にソリッドにプレイしていた日本人が優勝者じゃなくて少し残念だと書いている記者もいました。