読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

  ポーカーの高速道路とけものみち

     自分の大好きなポーカーに関する戦略などを紹介



このブログについて

自分の大好きなポーカー(特にTexas Hold'em(テキサスホールデム))
というゲームに何か貢献ができないかと思い、ブログを始めました。    
ポーカーに関する戦略などを紹介していきたいと思います。         

[今日の一手]Barriere Poker Tour Bordeaux Main Event戦記(2)

L12 200−1000−2000 153,400持ち。

2番テーブル。このテーブルはファイナルテーブルまでブレイクしないということだ。ラッキーだ。
テーブルブレイクは遅ければ遅いほど有利。テーブルダイナミクスを完全に把握でき、相手に関する情報量が増えるためだ。強敵に囲まれた場合には早くブレイクしたいと思うかもしれないが、 基本的にはテーブルブレイクしないほうが有利であることには変わりない。

この日は全体の5位スタートなのに、2番シートに全体のセカンドチップリの中国人、6番が6番チップリで、俺は7番シート。1番シートも10万くらい持っている(14位スタート)。9番シートは昨日3セットで致命傷を食らわせたねーちゃんだった。



あと5番シートは昨日2番目のテーブルで9番シートにいたそこそこ上手いプレイヤー。ただ彼はもうチップが4万くらいしかなく、余程の幸運がなければ大したことはできないだろう。

このテーブルの支配は簡単ではないが、テーブルのチップ総量が多いので、このテーブルで勝てれば優勝も目指せるテーブルということだ。あとシートの並びも悪くない。左側に位置する1、2番シートに対してはスチールをかけ、右側の6番シートのレイズにリスチールをかけるのが基本戦略となるだろう。

ファーストハンド、ボタンからJToでねーちゃんのBBをスチール。

UTGからレイズ5,800が入り、HJからTTで3ベット13,500。ORはバックに4万しかないのにコールされる!どんなコールレンジやねん。フロップJJ7でチェックにエフェクティブスタックの40%の16,000打って相手ダウン。このベット額は相手にオールインのフォールドエクイティをなくさせる額。
特に理論的な根拠はないが、自分が3ベットブラフをかけるときは、自分のスタックの3分の1のベットをしてこちらがコミットしているかのように振舞うことにより相手からリレイズオールインされることを防ぎ、逆にこちらから相手にベットする際には、相手のスタックの40%のベットして相手がオールインしてきてもコールする覚悟を示すことにより、相手がバリューのナイハンドでリレイズオールインすることを防ぐようにしている。
このプレイヤー(4番)もスタックに応じたプレイができていないのでターゲットとして認定した。

6番のチップ持ちが4番とぶつかってチップ半減。上記の4番のチップが増えたのでやりやすくなった。(このあと6番はテーブル移動)

AKsで3ベット13,500したら、後ろからねーちゃんにショートオールイン13,200され、相手はJJで何も起こらず負け。今回はAKsだったので仕方ないがマージナルなハンドでは避けなければならないプレイだ。

そのあとボタンからT3oでスチール。楽だw

ボタンの4番がレイズ7,600。BBからA8oで3ベット17,600で相手ダウン。おそらくファーストレイズ額が多いのは3ベットを防ぐためと、あとは3ベット来たら即降りるつもりだったからだろう。4番は10万以上あるので4ベットオールインに適した額とも思えないし。 ここで37,000とか4ベットされると難しい判断を迫られることになるが。(A8oでは即フォールドだが。)

1番が3番を吸収してチップを増やした。プリフロオールでトリップスvセットフルからランナーランナーでフル引き返した。


L13 300−1200−2400 168,500持ち。残り62人

調子に乗った2番の中国人が96sで新しく入ってきた3番のプロ(http://pokerdb.thehendonmob.com/player.php?a=r&n=136878)のオールイン(JJ)を受けて負け。これで1、2、3、6、7(シマダ)の5人がスタック15〜17万で拮抗してきた。
新しく入ってきた6番も昨日一緒だったのでやりやすい(デイ1でQヒットをクソブラフで降ろされてティルったプレイヤー。)。
3番は有名プレイヤーのようなので要注意だ。

2番はむちゃくちゃなプレイヤーだ。3ベット25,000にQ9oでコールしてフロップトリップスとかを引いてる。ORの方もプリフロで25,000打ってフロップでも25,000打って後ろに3万くらいしかないのに降りたりしててむちゃくちゃだったが。

アーリーのレイズにMPから98sでコール。BBコールで3人。フロップ876で2枚クラブ。こっちはフラドロなし。ORのCB6,000にレイズ15,000。コールされる。相手は後ろに4万しかないのでコールはミスプレイではないか。
ターン8で相手のチェックにオールインして相手ダウン。ほぼベストハンド持ってることが確定しているので、ここは40%ベットの16,000でよかった。こちらもミス。

レイズに33でコールしたらBBの3番から3ベット飛んできてセットのオッズがあったのでコール。フロップKJ6ハート2枚。CB18,500に41,000のレイズして勝ち。相手は後ろに12万しかないのでこれに勝つにはオールインするしかない。3番はプロでありスタックの重要性をよく分かっているはず。(あとは1と2も分かっている。)しかも、相手の3ベットレンジのうちこのフロップでオールインできるのはAA、KK、AK、JJ、66のみで、どちらかと言えばミドルペアの可能性が高く、こちらはAKやKQなどプリフロコールレンジで勝ってるハンドが多そうなのでブラフが効くと読んだもの(プリフロコールレンジで外れてるのはペアとAQくらいしかないと思っているはず)。AKならプリフロ4ベットするから5ベットオールインで降ろすのもありかもしれないが、まだそこまでのリスクはとれないだろう。


L14 400−1500−3000。228000持ち。残り54人。

3番のプロがミドルからレイズ18,000で6番のSBがオールイン60,000。BBでハンドを見るとTT。
3番はバックに10万くらいあったので、オールイン要求でアイソレート。仮にSBに負けてもORに勝ってサイドポットを取りたかった。3番はかなり悩んでダウン。
SBは99。3番はAKsだった。よく降りたなという印象。流石有名プロだ。自分だったら行ってたかもしれない。それだけ俺のイメージよかったかw
結局何も起きず勝ちで昨日から一緒だった6番を飛ばす。
↓俺のオールインを受けて悩む3番のプロ。


彼は最終的に3位になったのだけど、このフォールドあってこそだろう。3番は彼のルースなプレイスタイルと席順の関係からかなりの頻度でターゲットにしていた。

A6sでレイズにコールして1番のBBもコールして3人プレイ。ちょっと3ベットをやりすぎている感があったので、ミックスしてみたもの。
フロップ347ダイヤ2枚でモンスタードロー。ORベットにレイズ6万。SBはかなり悩んで降りた。ORはなんとコールw後ろに8万しかないのにw後ろに8万しかなくなるのに6万のベットにコールとはどういうつもりなんだろう。
ターンであっさりKdでフラッシュ完成。チェックにオールイン要求すると降りられる。1番が行ってればQハイフラッシュだったと悔しがっていたのでA6sを見せたw
これで362,000になる。全体のチップリに。

2番と3番はプリフロレイズ額を4.5〜5BBに上げて、俺の3ベットを警戒し始めた。 ライト3ベッターに対応する方法は大きく分けて2つあり、このように2ベットのコストを上げて3ベットのコストも上げることと、リンプレイズをすることで3ベット権を自分に持ってくることだ。前者は分散が大きくなるというデメリットがあり、後者は後ろからリンパーが入ってくるとハンドのバリューがプロテクトできない可能性があるというデメリットがある。いずれもSPRに関する考慮は欠かせない。(3ベット4ベットどちら側がイニシアティブエッジを取ることになるのか。)


L15 500−2000−4000 365,000持ち。残り45人。

この時点で俺以外のテーブル全員がCSI10くらいになったので、リスチールされやすくなった。こっちもレイズではなく3ベットで入るようにしたい。

2番がK2でのフロップKヒットで3番のAAのオールインにコールして瀕死に。一体どんなハンドに勝てると思ってコールしたんだろう??これで3番が俺よりチップを増やした。えらい迷惑だ。

このあと5ハンド連続でプリフロオールインが入るようになって全然参加できない。
そんななか3番は99でまた一人飛ばしてチップを50万くらいに増やしている。

テーブルの構成は、10万、5万、50万、10万、4万、3万、35万(シマダ)、4万という感じ。エフェクティブスタックが4万程度なので、ハンドが入ったときのロングボール(オールインorフォールド)以外当分何もできないw

ブラインドヘッズでSBの25,000のオールインをK5でコールしたら、相手K3だったのに、3ヒットされて負けたw
そのあと同じ相手のレイズ10,500をA9sでリスチールして勝ち。そのスタックだとオープンオールインしかできないはず。


L16 500−2500−5000 335,000持ち。残り36人。インマネは24位から。

77でUTGのレイズ10500をコール。フロップQ43でCB16000をコール。
ターン4でチェックチェック。リバーも4で25,000打って勝ち。

ボタンでJJ。BBが5万くらいなのでオールインしてスチール。

アーリーから66でスーパーショートのBBに対しレイズ12,000でスチール。

ブラインドヘッズで38ツーペアで勝ち。

ボタンからAJでスチール+CBで勝ち。

右2人と左隣のCSIが3くらいしかなく、そのあと左4人(1〜4番シート)が12以上あるのでスチールもしやすくなった。


L17 500−3000−6000 413,000持ち。残り30人。

新しいレベルになって程なくしてから、2つ右隣のショートが飛んで、新たに25万くらいのスタックが入ってきた。左には7万くらいのご老人。残り27人に。

AQsで久々にスチール。

COのレイズ26,000にBBからAJでダウン。レイズ額が多いしバックに16万あるし、どのようなプレイヤーかわからないので若干慎重になったがここは3ベットした方がよかったと今は思う。

A3でスチールに行ったらボタンのショートにオールイン7万されダウン。やはりオールインにコールできないハンドではプレイしないよう慎重にすべきだ。

COのレイズに今度はA4sで3ベット54,000。相手にコールされる。
フロップラグでCB72,000すると相手ダウン。
あぶね〜クソブラフ炸裂。これで50万突破か。


L18 1000−4000−8000 44万持ち。残り26人。

チップ整理のあとチップを数えたら39万しかなくて流石におかしいと数えなおしてもらったら、500チップ2ラックを5万にしかしてもらっていなかった(ホントは10万)。気づいてよかった〜チップ整理をディーラー任せにするのは危険だ。

1人飛んでハンドフォーハンドに。

ハンドフォーハンド1ハンド目、SBでKJsだったので、BBが10万くらいなのを確認してオールインするとBBのご老人コールwwマジかw
相手AQだったが、フロップKでご老人飛び。すごく怒ってた。ってか俺からオールインしてるわけだし、別にドミ負けでもないのに怒られてもなあ。みんなにめちゃめちゃ感謝された。特に右側のご老人はスタック5万もなかったし。マイフレンドと連呼されたw
これで53万に。おそらく全体のチップリ。

A8でスチールしたらリスチールオールインされダウン。

そのあと33でスチール。50万はファイナルテーブルアベレージのチップ量なのでがんばりたい。

スチール→CBがすべってマイナス10万。状況は忘れたw


L19 1000−5000−10000 397,000持ち

1周2万なのでスチールしないときついが、周りはもっときついだろう。
ここで残り18人に。ハンドが入らなくて結構きつい。
1(新入り)、3、7(俺)、8(新入り)が40万くらいそれぞれ持ってる。

8番が3番に対し、ターンで渾身のブラフ12万をするもコールされ、リバーでチェックにオールインされダウンしてた。これで3番が60万くらいでチップリに。

ボタンのレイズにBBからKKで3ベット。リスチで18%のスタックが増えるのでスロープレイとかする余裕はない。

残り16人。


3番が今度は8番相手にクソブラフを炸裂させて15万くらい増やした。超チップリに。一方8番は5万くらいのショートに。


L20 1000−6000−12000。40万持ち。残り15人。

テーブル構成は、60万、70万(元3番のプロ)、20万、25万、25万、40万(俺)、10万、10万という感じ。
AAvKKでKKが飛んで残り14人に。

A8vAKで1番が8ヒットでさっきAAで勝った奴のチップ40万を吸収して100万超えで超チップリに。残り13人。

全く参加できず。プリフロオールインも入るのでスチールもきつい。


L21 2000-8000-16000 344,000持ち。残り13人。

BBでまたKKがきてようやくリスチ。これでプラス5万は大きい。ブラフリスチールももう少しやらないといけなかったと今は思う。

3番のプロとショートがJJv44でぶつかったら44が1枚ストレートでダブルアップ。ちぇっw3番のプロは30万弱にダウン。

久々に33でアーリーからスチール成功。

3番のプロが1番のチップリとTPTKv下ツーペアでぶつかりおしまいかと思ったら、ターンでAを引いて上ツーペアを作りダブルアップ。つまんねーw

ここで最大のミスが。

ボタンからK6sでレイズ35,000。BBの1番がコール。
フロップ5JJ。BBチェックに絶好のCBフロップなのでベット43,000。コールされる。
ターンAクラブ2枚目。BBはまたチェック。これもセカンドバレルターンだし、リバーで安くショーダウンもできるだろうとベット53,000でコールされる。
でリバーKでショーダウンバリューが更に出たと思ったらなんとドンクベット10万された!
これはよくわからん。ブロックベットにしては額が大きいし、Jヒットならフラ目が出てきたのでターンでレイズしてきそう。5セットか?と頭をよぎったし、ストレートか??など色々検討もし、口にも出してみたが、残り23万残るから行けるかとブラフキャッチにコールしてしまった。相手は5セット・・・
これは完全なミス。これで20万近く失ってしまった。 最低でもJはあるに決まってるし、Aでも負けててKでもチョップなのになぜコールしてしまったのか。
フラドロがあるのにJヒットでスロープレイなどしないだろうと思い込んでいたが、それであればフロップフルハウスだったという着想にも至れたはずだ。完全にミス。痛恨の極みだ。今回のトーナメントで唯一の完璧なミスプレイ。

その次のハンドAAでリスチール成功。ティルってると思って4ベットかけてきて欲しかったw

オールインコール入ってハンドを見ると77。二人共カバーしてるが上の方に負けると残り6万になる。流石に厳しいかとダウン。AJvA8でJが落ちて大きい方が勝った。残り10人でファイナルテーブルに。

スタックは40万50万25万90万120万35万、40万、22万(俺)、17万、45万という感じ。

早々に25万と17万がスチールを決め、俺のチップを上回るw

右のスタック40万のレイズに、T9sでリレイズオールかけようか迷うが我慢してしまう。今思うとここは行きどきだったかも。

25万のスタックのスチールにT3sでBBを守るか悩む。ここも行ってもよかったかもしれない。でもダウンしてしまい17万でディナーブレイク。


L23 3000−12000−24000 17万持ち。残り10人。

ディナーブレイク明け、ファーストハンドA9oでオールイン。
後ろにAQがいて受けられ何も起こらず終了〜
6000ユーロでした。
終わったのは22時だったが、最後優勝者が決まったのは28時半過ぎだったらしいw
時間を有効に使えてよかったかも・・・2デイトナメでやるには無理な規模だったと思う。


データを見るとVPIP/PFR/3betは8.8/6.4/2.1で、明らかに参加率が低すぎた。タイトすぎる。
ここは反省点でもあり、続くParis Open of Pokerでは大きく改善できた点だろうとは思う。
やはりデータは嘘をつかない。印象だけでなく数字で検証することは重要。
L19までなら10/7/0.2でデイ1とほぼ同じ参加率等なので、後半硬くなりすぎたのが敗因で一発の大ミスが致命傷になってしまった。
要改善。

参加ハンド分布は次のとおり。