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  ポーカーの高速道路とけものみち

     自分の大好きなポーカーに関する戦略などを紹介



このブログについて

自分の大好きなポーカー(特にTexas Hold'em(テキサスホールデム))
というゲームに何か貢献ができないかと思い、ブログを始めました。    
ポーカーに関する戦略などを紹介していきたいと思います。         

 ハンドリーディング

ポーカー戦略

 Killmeさんリクエストのハンドリーディングに関するコラムです。


Hand Reading Skills In Holdem


問 初心者がハンドリーディングのスキルを向上させるにはどうしたらいいですか?また、上手いプレイヤーはどの程度正確に相手が何を持っているか当てることができるものなのですか?本当に毎回すべてのプレイヤーのハンドを推測したり読んだりしなければならないものなのですか?
フロップが出てたくさんのアクションが続いているときは、自分が仮定したハンドを相手が持っていると思わなければならないのでしょうか?

<回答>

 いい質問です。ハンドリーディングのヒントの前に簡単に質問に答えておきます。

 熟練したプレイヤーがどの程度ハンドを読めるものなのかは、ゲームにもよりますが、少なくとも、10回中7回はある程度読めます。「ある程度読める」とは、フォールド、レイズ、ベット、コール、チェックなどなど正しい意思決定ができるのに十分な程度に相手のハンドの強さを特定できることをいいます。「ラウンダーズ」のマイクのように他のプレイヤーのハンドが読めるというのではありません。しばらく観察した後でどの程度のハンドを持っているかを役に立つ程度に予測することができるということです。ペアAに負けてしまうなら、フロップにAが出た場合相手のハンドがAQかAKかは関係ありません。重要なのは、自分が負けるかどうかです。自分が勝てるハンドを持っているのなら相手がAAだろうがKKだろうがそれより強いハンドを持っていることが分かれば全く関係なく、同じ決断をすることができます。


 私の見解が正しければ、上手いプレイヤーは、相手のハンドをかなりの正確さを持って読むことができるのに、一体なぜ彼らは負けてしまうことがあるのでしょう。10回に7回以上ハンドを読めるプレイヤーが負ける要因は主に3つあります。
 第1の要因は、「運」です。誰もがKKでレイズしてAQでコールされて、リバーでAが出るといった、「3アウター」の犠牲者となりえます。このような場合、何もできません。ポーカーはギリギリのゲームです。相手に全く勝ち目のない場合などめったにありません。ほとんどの場合あなたを飛ばすアウトがいくつか残っているものです。本当にフラストレイティングになりがちですが、特に何をしても何度も何度も飛ばされたときにはそうです。不満が募り自信がなくなってしまったときには、ティルトになることになります。

 ハンドが読めるのに負ける2番目の要因がティルトです。相手が何をしようとしていて自分が相手のハンドを読めるからと言って中途半端な手で勝負に参加することは非常にリスキーです。偉大なプレイヤーは、トップに行けるだけの正確な判断を繰り返すものですが、彼らでさえティルトになったときは、非常に弱い存在に変わります。いくつかの理由で、ティルトになったときは、相手を負かせると思って乱暴にプレイしがちです。判断を誤ってコントロールを失う結果に終わり、不満が原因でよりティルトになって負けがこみより不満ガ溜まることになります。そのような場合、リーディングをもう少し減らし、迷ったときには状況を疑うようにしましょう。

 最後の要因は、ときには勝負から逃げられないようなときがあるということです。いくつか例を挙げますと、相手が勝っていると正しく理解していても、ドロー手などをもっていて降りられない場合があります。1点目の要因とも似ていますが、運の要素とは異なります。運が良ければ、オッズに対抗することができますが、ここで言っているのは、負けていると思っていてもオッズを考慮すれば、勝負した方がいい場合もあるということです。


 プレイ中は、常に相手のハンドを推測することが必要なのかといえば、もちろんYesで少なくともそうしようとしなければいけません。あなたが初心者ですべてのプレイヤーに注意を向けることができなくても心配する必要はありません。勝負をコントロールしているプレイヤーに注意を向けましょう。ほとんどの勝負で勝っているようなプレイヤーや一番チップを持っているプレイヤーに注目するのが最初は安全でしょう。ローリミットゲームでは、多くのプレイヤーがベッターにコールしますが、「あのプレイヤーはこの前の10回も何も持っていなくてもコールするようなひどいプレイヤーだから、変わったことをしてくるまで心配する必要はないな」といった推測ができます。この種の思考をリーディングといい、相手が何を持っているか正確にはわからなくても、過去のハンドに基づいて相手がコールしたとしてもフロップでいつも何かがヒットしているというわけではないということが安全に推測することができます。

 テーブルのすべてのプレイヤーに注意しなければならないでしょうか。最初にテーブルに着いたときは、ゲームの進行の仕方についてざっくりとした印象をつかむようにします。注目すべきは、プリフロップでどれくらいアグレッシブなプレイヤーがいるか、プリフロップで何人くらい勝負に参加してくるかです。これらの問に対する回答がハンド選択にも影響を与えます。その後で、プレイヤーに注意を向け、彼らがどのようなプレイヤーかを判断します。こうすると、過去に見たものと比較して、ほとんどのプレイヤーが適切に予見しやすい形でプレイしているとわかるでしょう。

 それでは、どうすればハンドリーディングのスキルを向上させられるかというメインの質問に移りましょう。状況がトリッキーでイライラしているときなどはハンドリーディングのみに過度に依存すべきではないといったいくつかのヒントをすでに述べましたが、そのような場合は、タイトで正直なプレイを心がけましょう。ほとんどの場合タイトにプレイすべきです。自分のハンドがベストだと思うときには、ハンドを守らなければならないときもあるでしょうが、ティルっているときはよりハンドを守りがちです。

 次のヒントは、人間は習慣の動物だということです。過去のハンドを見ていれば、現在のハンドも推測できます。トリッキーにプレイしてブラフレイズやセミブラフをターンでやるプレイヤーは、同じことを何度もやる傾向にあります。ブラフをせず、バッドハンドでプレイせず、チェイスしていないプレイヤーが、そのあともめったにそういったプレイをしないのと同様です。基本はタイトでたまにブラフやトリッキープレイをやるプレイヤーについては、「シーザーのものはシーザーに」です。彼らは非常に上手にプレイしているので、関わって不必要にリスクを冒す必要はありません。いいプレイヤーは手ごわいので、対立を避けられるのなら、特に自分がコールしている場合には、対立を避けます。ブラインドが上がるに連れて、皆がタイトプレイをしているときに、突然変わったハンドをプレイしているプレイヤーに気づくかもしれません。ここで起きているのは、皆他の人間がタイトにプレイしていて悪いハンドはフォールドしているのに気付いたため、弱いハンドでレイズして状況を利用しようとしているのです。他のプレイヤーは、そのプレイヤーが同じことをしているとわかった場合には、同じようなハンドを持ってプレイしていると推測するのです。

次のヒントは、フロップの文脈と、それがどのようにベッティングに影響するかについて注意を払うということです。例えば、K52というフロップで、あなたがAKを持っているときにタイトプレイヤーがベットしてきたとします。2ペアはあり得ないので、相手はKペアかセットを持っている可能性が高いでしょう。フロップがKJ2、KT2、KQ2のときは、トップ2ペアを持っているかもしれません。相手が弱いプレイヤーの場合は、KQだけでなくK2の可能性もあるので、相手を正確に読める可能性はやや狭まります。
 次に、フロップでのベッティングも重要ですが、ターンやリバーでのベッティングはより真実味があります。あなたが頑固でなく相手があなたに向けているサインを聞くことができるのであれば、他の人間ではフォールドできないようなハンドでもフォールドすることができます。相手がレイズしてきたときにあなたが貴方自身に問いかけなければならない質問は、「こいつはブラフしているのか、そうでなければコールした場合どのくらい自分に勝つ確率があるか」ということです。例えば、QQでレイズして、ターンでKがヒットした相手がレイズしてきた場合、相手がブラフしていると思っていないのにコールするのは、よくないプレイです。