ポーカーの高速道路とけものみち

     自分の大好きなポーカーに関する戦略などを紹介



このブログについて

自分の大好きなポーカー(特にTexas Hold'em(テキサスホールデム))
というゲームに何か貢献ができないかと思い、ブログを始めました。    
ポーカーに関する戦略などを紹介していきたいと思います。         

 マルチテーブルトーナメント中盤の戦略

 序盤では、注意深くプレイして比較的タイトアグレッシブにプレイするようアドバイスしましたが、中盤ではよりアグレッシブにプレイすることをお勧めします。これは、純粋に、この段階ではブラインドが高いのでテーブルにデッドマネーが大量に残るという事実から来るものです。中盤とは、バブルが決まるまでまだ100人くらい残っている状況からバブルが決まった瞬間までを指します。(少なくとも1000人以上参加のトーナメントを想定しています。)この段階では、プレイヤーは通常バブルに注意し始め、あまりにも多くのハンドをプレイすることはありません。
 中盤では、2種類のプレイヤーを区別しなければなりません。一つは勝つためにプレイしているプレイヤー(カテゴリー1)で、もう一つはバブルまで生き残りバイイン分くらいは取り戻せれば幸せだと考えているプレイヤー(カテゴリー2)です。カテゴリー1のプレイヤーになって知的にプレイしなければなりません。プレイ方法は、チップ量によって異なります。序盤でアドバイスしたとおりにプレイするのであれば、平均くらいのチップ量がなければなりません。すでにトップ30位のチップ量の時もあれば、ショートスタックになっているときもあるでしょう。

ビッグスタックのときのプレイ(平均の2倍以上)

 素晴らしいですね。他のプレイヤーを飛ばすこともできますし、失うものもほとんどありません。ビッグスタックは、本質的にルースなもので、自分がそうでなくても、周りのプレイヤーはルースであることを期待します。やらなければならないのは、テーブルにどのくらいの抵抗勢力がいるか判断することです。ほんの少し幸運であれば、テーブルにはカテゴリー2のプレイヤーばかりで1周の間に5回もブラインドスチールができたりするでしょう。基本的にどのようなカードでもプレイして、毎回レイズで参加しましょう。通常の3BBではなく2.5BBくらいがよいでしょう。テーブルがどのくらいタフかを図るためとリレイズされたらすぐにフォールドしなければならないからです。この方法でチップを節約することができます。3BBのレイズでフォールドするプレイヤーは、この段階では2.5BBのレイズでもフォールドします。またたまたまいいハンドを持っているようなときでも、ショートスタックが飛び込んできやすくなる効果もあります。弱気なテーブルであれば、多くのブラインドを取ることができるでしょう。まず最初にボタンからスチールを始めましょう。そしてカットオフ、ハイジャックからUTGまでスチールし続けます。この種のプレイにおける肝心なルールは、自分が最初にポットに参加しなければならないということです。自分の前に誰か参加していれば、ピュアスチールを試すのは期待値マイナスです。依然としてチップ量はありますが、もはやどんな2枚のカードでもいいとはなりません。レイズした後で誰かにオールインされた場合、相手のチップ量はどれくらいか確認し、自分のチップ量の10分の1以下であれば、2:1のオッズで十分コールできます。基本的にどのようなカードでもコールできることになります。これは、テーブルで超ルースアグレッシブなイメージを作っておいた利点の一つです。39oのようなハンドでオールインレイズにコールする場合は、自分の後のプレイヤーもオールインするかどうかを考えなければなりません。一人目に対してはコールできたとしても二人目に対して同じようなハンドでコールすることは無理です。その相手は確実にいいハンドを持っているので。そのプレイヤーが平均的なチップ量のプレイヤーなら、TT以上AQ以上でコール、相手がルースなイメージのプレイヤーなら若干弱いハンドでもコールします。この段階では、チップ量の許す限り、55回中45回、60回中40回は、ジャンケンハンドに参加します。相手がビッグスタックで破産寸前に追い込まれる可能性がある場合は、AK、AA、KKのみコールです。相手が超タイトプレイヤーであれば、AKでもフォールドでしょう。しょうもないハンドでレイズしているときは、自分の後にショートスタックが控えていないか、BBがポットコミットになってないか確認しなければなりません。その場合、チップが無駄になります。

 ブラインドにいるときは、リスチールしましょう。ボタンやカットオフからのレイズはすべてスチールとみなして、スーティッドコネクターやスモールペアの場合は3倍リレイズでリスチールします。(コールするのはクレイジーです。)しかしながら、相手のイメージに注意を払い、平均以上のチップ量を持っている相手にのみリスチールは試みましょう。ショートスタックには、フォールドしても期待値がよくなりません。テーブルが許す限りリスチールしましょう。遅かれ早かれモンスターハンドが来ますので、スーパールースプレイも役に立つときがあります。

ショートスタックのとき

 不幸なことですが毎回ビッグスタックを持っているということはなく、ときにはM値が8以下でいいハンドをじっと待っているという状況もあるでしょう。ここで重要なのは自分がカテゴリー1のプレイヤーかそうでないかです。グッドプレイヤーであれば、バイインのすべてを失ってもよいでしょうし、資金管理によって損失を補てんすることもできるでしょう。この場合、バブルギリギリの賞金を獲得するためにプレイすることはやめて、勝利のためにプレイしましょう。M値が8以下であれば、どんなカードでも「参加するときはオールイン」戦略をとります。自分はまだフォールドできる余裕があるのにオールインをしていること、タイトなイメージをトーナメントを通して作り上げていること、カテゴリー2のプレイヤーが何人かテーブルに残っていることから、驚くほどブラインドをスチールできるでしょう。唯一の例外は、ビッグスタックがBBのときです。この場合はプレミアムハンドをもっているときのみオールインしましょう。一回うまくいけば、またM値が9以下になるまで、待たなければなりません。
 ショートスタックの不利な点に、他のプレイヤーを罠にかける選択肢が取れないということもあります。罠にかけようというミスを犯さないでください。ほとんどの場合、自分が罠にかかることになります。UTGでAAを持っているならオールインでリンプしたりレイズしたりはしません。相手側の視点から見てください。UTGからショートスタックが800ドルでリンプインして後ろには7000ドルしか残っていないとします。ほとんどの場合、他のプレイヤーは、彼はモンスターハンドを持っていていずれにして自分は残り7000ドル賭けなければならなくなると考えるでしょう。この場合、相手もモンスターハンドを持っているときでなければ、レイズしてくることはないでしょう。また、ビッグスタックがいわゆるAクラッカーでリンプしてあなたを飛ばそうとしてくる可能性の方が高いです。そんなチャンスを与えてはなりません。他にもビッグスタックは、UTGからオールインしてくるショートスタックに対しては、そこそこいいハンドでオールインしてきたなと考えてコールすることはありますが、まさかAAを持っているとは思いません。その場合、ダブルアップすることができます。

平均的なチップ量のとき

アベレージスタックがあるときは、何も心配する必要はありません。勝利するためにプレイし、頭脳的にプレイすれば、簡単にアベレージスタックをビッグスタックに変えることができます。

アベレージスタックでのトラップ

 AAやKKのようなハイペアやAKでトラップを仕掛ける方法が二つあります。一つは、リンプレイズです。アーリーポジションでリンプして弱いハンドを持っていると見せかけて、誰かがレイズしてきたら一気に本性を現すという方法です。(M値が30以上であればオールインせずに、12BB(3倍リレイズ)くらいを打ちましょう。)このプレイは、よく知られているスタイルなので、QQの様なハンドではやめてください。3倍レイズしたあと更にリレイズされたとき、もうそのハンドは死んでいるからです。相手は、即座にあなたが何をやっているか察知して、ポットコミッティッドでなければ、3倍レイズにコールできるようなハンドを持っている場合にしかコールされません。また、自分自身を罠にかけないよう留意しましょう。複数のプレイヤーが参加している勝負で起こります。この場合、ポットを小さくして自分のハンドを過信しないでください。より重要なことは、フロップでベットした後、2人以上のプレイヤーがオールインしてきたときは、AAでもフォールドする覚悟をしておくことです。オーバーペアを持っていても何の役にも立ちません。KKのときは、フロップでAが出たらフォールドしましょう。トラップはリスクなしでは行えませんが、払わなければならないものはほんの少しのものになります。

 あまり知られていないプレイ方法がオーバーコールと言われるものです。アーリーポジションからレイズがあった場合、普通はヘッズアップに持ち込むためにリレイズするところですが、単にコールするのです。このプレイは非常にうまく機能します。他のプレイヤーがプリフロップでリレイズした場合、ポットがオールインするのに十分なサイズになります。誰もレイズしなければ、フロップでは誰もあなたがAAを持ってるとは思わないので、最初のレイザーのコンティニュエーションベットのあと、簡単にレイズオールインするのに適切なサイズになります。90%のプレイヤーは、ドローやトップペアでオールインしていると思うので、コールする確率も高くなるでしょう。相手にフォールドされても、十分なサイズのポットを取ることができます。

 しかしながら、モンスターハンドを手にできなければ、ブラインドをスティールしたり、大きなポットを取るためにプレイしなければなりません。その方法を2つ教えましょう。

「Jハイで十分」というモットーのもと弱いブロックベットに対抗する。

 Jハイではポジションのあるときしかプレイしません。たとえテーブルチップリでも、MTTではアベレージスタックより少し上回っているくらいです。重要なのは、ほとんど同じチップ量の相手2人と勝負しているということです。

 フロップでは、ガットショット以上何もないとき、次のような状況が起こります。BBの間抜けが7600のポットに800の小さなブロックベットを仕掛けてきてイニシャルレイザーがフォールドします!!!(彼はポケット9のようなハンドを持っていたのだと推測します。または、片方がヒットしたか私のようにドローを持っているはずで、オッズが合うのでコールしなければならないはずです。)私はフロップで何かが当たったように見せるためコールします。相手の持っているハンドの範囲は、AJ、AQ、QJかKXです。ターンでは、9200のポットに2400のブロックベットをしてきました。私はトリップスが当たったかのようにレイズします。またここでは大きなレイズはせず、必要な情報を入手するのに十分なだけしかレイズしません。まず第一に相手がオールインしてくればフォールドできるようにすること、次にリバーでブラフをしかけるのに十分なチップ量を確保しておくことがその理由です。(注:ここでコールしてしまうと相手に何も持っていないことがばれてしまいリバーでブラフできなくなるので、ターンでレイズするのは必要不可欠です。リバーで相手がチェックをすれば、ショーダウンになれば負けてしまうのでベットするほかありません。ここで弱いベットをするなどのミスを犯してはなりません。Aハイでもコールされてしまいます。)

「自分はゴミハンドしか持っていないがお前のハンドはもっと悪いだろう」というモットーでブラフ

 Villainはビッグスタックで非常にルースアグレッシブなプレイヤーです。 私は、5ヒットAキッカーで、3分の1は勝ってるだろうと90%確信していました。フラッシュドローを引けなかったAハイ、5ヒット6キッカーストレートドロー、5ヒット3キッカーストレードロー、いずれも私のハンドの方が勝っています。相手がポケットペアを持っていないだろうと確信していた理由は、私のプリフロップのレイズに単にコールしたからです。何か持っていればベットをしてくるはずなので、トップペアトップキッカーで十分かどうかを図るためにレイズしたのです。彼はここではフラットコールをしてきました。これは相手が持っていないことを表しています。ターンでの弱いベットに続いて、リバーでは即座にオールインしています。これは私にとっては自動的にコールしなければならないオールインです。すべてのドローが外れていますし、AJのJヒットはATでレイズする彼がレイズしてこなかったことから判断すると持っていないことは明白です。(注:ここではベストハンドを持っていると確信していなければコールしません。)