ポーカーの高速道路とけものみち

     自分の大好きなポーカーに関する戦略などを紹介



このブログについて

自分の大好きなポーカー(特にTexas Hold'em(テキサスホールデム))
というゲームに何か貢献ができないかと思い、ブログを始めました。    
ポーカーに関する戦略などを紹介していきたいと思います。         

 マルチテーブルトーナメントの序盤の戦い方

 ずいぶん前に読んでいてほったらかしにしていたものが完成したので紹介します。マルチテーブルトーナメントの序盤の戦術に関するポーカーニュースの記事の紹介です。
 非常に参考になりますが、これはそこそこディープスタックのトーナメント用でWSOP$1500イベントとかはちょっと違うかなあという気がします。中盤・終盤も紹介できたらなあと思ってます。(Sklanskyもまだ残ってますが。)

MTT(序盤)

 本稿は、複数テーブルトーナメント(MTT)の序盤について書いたものです。ここでいう序盤とは、トーナメントの開始から入賞(インマネ=in the money=賞金獲得)までのことを指します。トーナメントの序盤は、トーナメントの参加人数が増えれば増えるほど重要になってきます。オンライントーナメントでは入賞するまで4時間くらいかかることも多いですし、トーナメント全体の半分以上の時間が費やされることになります。したがって、序盤にどうプレイしてミスすることなくチップをダブルアップさせたりダブルアップにチャレンジするかということは非常に重要なのです。アグレッシブであっても何もおかしくありません。アグレッシブさは(参加者がとても多い)今日のポーカーシーンであっても必要不可欠です。アグレッシブであることとフラッシュドローやオーバーペアがあるときにいつでもチェックレイズオールインをするのは大きく異なります。忍耐は美徳です。特にMTTではそうです。

 プレイを始めるとき、自分が参加しているMTTの種類を正しく理解しておかなければなりません。私自身は、$3のリバイトーナメントから$162のトーナメントまで幅広いMTTをプレイしていますが、戦略を少しずつ変えるようにしています。$5のフリーズアウトトーナメントでは、トーナメントの序盤に滅多にブラフはしません。これは、このレベルのプレイヤーには、トップペアでフォールドすることができない人が多いからです。以前Phil Gordonは、「注意を払わない人間にブラフをするのは困難だ。」と言ってました。したがって、このステージでのブラフは、期待値がマイナスです。しかしながら、ブラフをしようと決めたのなら、少なくとも、コールされても少しは引き目(アウツ)があること、この段階でチップの30%以上を失ってしまうような危険のあるブラフは決してしないことを心がけましょう。フリーズアウトと賞金保証(guaranteed)トーナメントの違いも重要です。PokerStarsの保証トーナメントは、普通のMTTと比べると、スターティングチップが倍あります。普段1500点スタートなのが3000点スタートになるのです。したがって、普通のMTTよりも保証トーナメントでは、M値が大きくなるまでは若干ルースにプレイできます。また、自分のチップではなく相手のチップでプレイするよう心がけましょう。つまり、ブラフで自分のチップを減らすリスクを冒す前に、他のプレイヤーからチップを集めなければならないということです。

<ポジション>

 MTTにおいてポジションは重要な要素です。ほとんどのプレイヤーは、いいポジションにいることの重要性を理解し、それに応じてプレイします。しかし、多くのプレイヤーは、絶対的なポジションにしか注意を払っていません。他のポジションはどうなんでしょう。そう、相対的なポジションです。絶対的なポジションとはプリフロップでのポジションのことです。UTGはアーリーポジションですし、ボタンはレイトポジションです。相対的なポジションとは、フロップ後、最初のレイザーとの関係でのポジションのことです。MTTの序盤では、特にバイイン額が少ないときは、5人参加しているような勝負もよく起こります。保証トーナメントの最初のレベルで、7♦8♦がボタンのときに来たとします。最初は「Aを破るカードが絶好のポジションで来た」と思うでしょう。ブラインドが10−20だったとします。UTGがリンプしてミドルポジション2人もリンプ。カットオフは100にレイズしてきました。普通のフリーズアウトでは、このハンドでは、最初のチップが危険になる可能性が大きすぎるので、とにかくフォールドします。しかし保証トーナメントでは、このハンドをプレイします。しかし、このハンドでは多くのトラブルに巻き込まれることになります。プリフロップではいいポジションでしたが、フロップ後は、相対的に最悪のポジションにいることになります。このハンドではフロップをできるだけ安く見るために、明らかにレイズすることはできませんが、コールするのもいい選択肢ではありません。ここで多くのプレイヤーがミスを犯します。リレイズするために高いポケットペアでリンプするようなプレイヤーはいないと仮定します。これがその場合だとしたら、我々はどんなハンドでもフォールドしなければなりません。しかし、ここでコールした場合何が起きるでしょう。一旦コールしたら、他のプレイヤーは、オッズが良くなるので、他のリンパーも同じくコールすることになります。この場合、BBがコールして、ミドルポジションもコールするでしょう。
 フロップは、5♦Q♠6♣で悪くないフロップです。カットオフがA♦A♠を持っていた場合、たとえば、ターンで9♠が出たら多くのチップを奪い取ることができます。しかしどうでしょう。最初のレイザーまで皆がチェックしたらあなたの後に3人ものプレイヤーが控えていて、最初のレイザーがコンティニュエーションベットしたあとプレイするを待っているのです。

 このような状況では、ボタンは相対的には最悪のポジションです。ここで多くのプレイヤーがミスをしてストレートドローでコールをして、他のプレイヤーがチェックレイズをしてあなたのチップを奪い取るようなチャンスを与えてしまうのです。8アウトを引きに行くためにすべてのチップを犠牲にする覚悟がなければ、あなたの勝負は終了してしまいます。一方、フロップが5♦Q♠6♣なら、レイズをしかけるには十分な引き目があることになります。どのようなオーバーペアよりも有利ですし、ハイカードの組み合わせであればポットをその場でとれるでしょう。
 相対的なポジションの話に戻りましょう。ここで例をあなたがミドルポジション(カットオフの手前)にいるとした場合、あなたは相対的には最高のポジションにいることになります。最初のレイザーがベットした後、他のすべてのプレイヤーがアクションした後にアクションを取れ、多くの情報に基づいてプレイを決定することができます。この場合、トーナメントの終盤に向けて決定的に必要なチップを確保することができます。

大きなハンド、それで?

 大きいハンドでのプレイも重要な側面の一つです。私のアドバイスは、トーナメントの序盤では、ゲームをプレイすべきで、いいハンドを持っているからという理由だけでポットにチップを投げ入れるような真似はすべきではないということです。トーナメントのレベル1でJJ対QQでオールインしたり、もっと悪いAQ対AJでオールインしたりするようなプレイヤーが年々増えてきています。私からすると、ポーカーではなくギャンブルに思えます。確かにそれらはいいハンドではありますが、もっと多くの情報を持ってプレイできるよりよい状況がきっと来るはずです。QQを序盤で手にしても、一人がリンプしてもう一人がオールインしてきたら、あっさりフォールドすできます。AJとか他のゴミ手を持ったルースアグレッシブプレイヤーを相手にする場合、ボードにAが出てトーナメントのすべてを放り捨てる可能性もあるのです。もちろん、ジャンケン大会でオールインをしなければならないような状況もあるでしょうが、トーナメントの序盤では決してやるべきではありません。私もコールするような状況もありますが、それは序盤でも終わり間際です。その場合、私はチップ量に基づいてプレイを決めます。3分の1のチップを賭ける価値があるかどうか。M比率は問題ないか、それとも危険ゾーンに入っているか。プリフロップでオールインするのは全然楽しくありません。だからそうすべきでないとアドバイスします。MTTで勝ち続けたいなら、冷静にして適切な状況を待つべきです。序盤はポーカーをすべきステージで、一か八かの勝負をする場所ではありません。

パッシブにプレイせよ

 フォールドを多用してブラインドを守るなということ。レベル3でブラインドは30−60、自分がBBのときを想像してください。ボタンまでみんなフォールドで、ボタンがスタンダードに180のレイズをしました。自分も相手も4000ドルのチップを持っています。カードを見るとA♡9♡。リスチールをしようと思っていたとしてもそんなもの捨ててしまいましょう!!ポジションがないときに中途半端なハンドでは、モンスターフロップが来るかチップの大半を賭けるようなブラフをするリスクを冒さなければ勝つことはできません。いずれにしてもコールは悪いプレイです。最初の数レベルでは、コールしてもチップ量から比べると微々たる量なのであまり関係ないかもしれません。しかし、3回ブラインドを守れば500ドルのチップになります。AAが来たときに3500しかなければ、プリフロップでオールインしてAJを持ったFishを捕まえてダブルアップしても7000ドルにしかならず、ブラインドを守ったせいで1000ドルもの差が出てしまいます。BBでフォールドすることのもう一つの利点は、ボタンがあなたのBBはスチールしやすいと思い、ブラインドが上がった後のレベルでもスチールし続ける可能性があるからです。必要なので、1つのいいハンドで1つの大きなポットを取ることで、トーナメントの序盤で失ったブラインドのすべての埋め合わせをすることです。BBで悪いハンドしか来なくても、常にフォールドしていればブラフも十分可能になります。イメージを作るのです。プレイヤーは、相手すべてのイメージを覚えている訳ではありませんが、自分がボタンのときのブラインドのプレイヤーのイメージは覚えているものです。
 MTTの序盤では、プレミアムハンドをプレイして、ポジションを使って状況を有利に働かせ、不必要なチップをなくすことなく勝利を最大化することが重要です。アグレッシブさ、リスチールその他の要素は、MTTの終盤に関する説明で紹介します。