ポーカーの高速道路とけものみち

     自分の大好きなポーカーに関する戦略などを紹介



このブログについて

自分の大好きなポーカー(特にTexas Hold'em(テキサスホールデム))
というゲームに何か貢献ができないかと思い、ブログを始めました。    
ポーカーに関する戦略などを紹介していきたいと思います。         

 M比率

 よしだまさん、minさんに教えてもらったM比率(M-ratio)について有用なのでWikipedia英語版から紹介します。

 ノーリミットやポットリミットポーカーで、プレイヤーのM比率(M番号とかM要素とか単にMと呼ばれたりもする)とは、毎回のラウンドで消費されるチップから、自らの残りのチップ量の健康度・自然死度を測る目安として使われる数字のことです。簡単に言えば、各プレイヤーは、自分からはゲームに参加せず、強制的に払わされるベット(ブラインド・アンティ)の行った場合、M周ボタンが回ってくるまでは、チップがなくなることはないということになります。Mが大きい場合には、プレイヤーはオールインなどの大きなアクションを起こすまで何回もハンドを選択する余裕があるということです。このコンセプトは特にトーナメントプレイヤーに使われるものですが、キャッシュゲームでも、チップをいくら買い足せばいいかなどを測る目安として使うことができます。

 Mが低いプレイヤーは、すぐにアクションを起こさなければならず、そうでなければ、アグレッシブなレイズによって他のプレイヤーをフォールドさせることができなくなって、どんどん弱っていくことになるでしょう。

 ブラインドとスタックの比率に関する基本的な考え方自体は、他のプレイヤー、例えばスーパーシステムのDoyle Brunsonなどによって紹介されていましたが、この用語自体は、Paul Magrielによって作られ、「M」は「Magriel」にちなんで名付けられました。

計算方法

 
 M比率は次の式で算出されます。
 
  M=チップ量/(SB+BB+アンティ×プレイヤー数)

 例えば、8人テーブルでブラインドが50−100のアンティ10で、チップ量が2300のときのMは、

  M=2300/(50+100+10×8)=10

 となります。

 したがって、このプレイヤーは、10回ディーラーボタンが回ってくれば自然死することになります。(80ハンドプレイできます。)

 Dan Harringtonはこのコンセプトを詳細に研究しており(Harrington on Holdem: Volume II The Endgame.)、M比率をゾーン分けしています。

     M≧20:緑 最も望ましい状況。アグレッシブにも消極的にも自由にプレイできます。

  10≦M<20:黄色 リスクを取らなければならず、スモールペアや小さなスーティッドコネクターは使えません。

   6≦M<10:オレンジ プレイすると決めたハンドは最初に参加することを心掛けましょう。チップは大切に使わないといけません。

   1≦M<6:赤 オールインしかできません。

     M<1:死 生き残るのは幸運であるほかありません。唯一の戦略は、誰も参加していない勝負でオールインすることです。

Effective M(効果的なM)

 Harringtonは、この考え方をさらに発展させて、複数テーブルのトーナメントの終了時点に見られるテーブルバランスを説明するのに活用しました。M比率を、テーブルに残っているプレイヤーの比率(10人テーブルをフルテーブルと仮定して)でかけるのです。

  Effective M=M×(プレイヤー数)/10

 したがって、Mが9のプレイヤーが5人テーブルにいるとき、Effective Mは、4.5になります。

  Effective M=9×(5)/10=4.5

 これは、単純にMだけを見ると9なのでオレンジゾーンにいることになりますが、Effective Mを見ると、4.5なので赤ゾーンまで落ち込んでいると見ることができます。要するに、Effective Mを10倍すると、チップがなくなるまでに何回ハンドを見ることができるのかが分かるということなのです。


(完)