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  ポーカーの高速道路とけものみち

     自分の大好きなポーカーに関する戦略などを紹介



このブログについて

自分の大好きなポーカー(特にTexas Hold'em(テキサスホールデム))
というゲームに何か貢献ができないかと思い、ブログを始めました。    
ポーカーに関する戦略などを紹介していきたいと思います。         

世界でいちばん詳しいWSOP参加ガイド

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2017年のWSOPには、これまでWSOPに参加したことのない日本人プレイヤーが多く参加されることを期待して、

世界でいちばん詳しいWSOP参加ガイド

を作成しました。

25000字以上の長文記事ですが、WSOPに参加される方は是非ご覧ください。

 

 

  • 旅の準備
    • 1.1 パスポート
    • 1.2 電子渡航認証システム(ESTA)
    • 1.3 クレジットカード
    • 1.4 米ドル
    • 1.5 航空券
    • 1.6 ホテル
    • 1.7 ポケットWiFi、海外SIM
      • 1.7.1 ポケットWiFiレンタル
      • 1.7.2 海外SIM(日本で購入)
      • 1.7.3 海外SIM(ラスベガスで購入)
      • 1.7.4 ソフトバンクのアメリカ放題
    • 1.8 サングラス
    •  1.9 防寒着
  • 出発当日
    • 2.1 オンラインチェックイン
    • 2.2 空港到着時間
    • 2.3 出発前に最終確認
    • 2.4 チェックインカウンター
    • 2.5 液体物等制限品の持込み
    • 2.6 保安検査
    • 2.7 出国審査
    • 2.8 搭乗口
  • 機内~米国入国
    • 3.1 機内での過ごし方
    • 3.2 米国入国手続
      • 3.2.1 最初に
      • 3.2.2 入国審査での質問
      • 3.2.3 預け手荷物の引き取り
    • 3.3 ラスベガス行き国内線出発ターミナルへ
    • 3.4 ロサンゼルス国際空港
      • 3.4.1 JALでアメリカン航空に乗り継ぎする例
      • 3.4.2 ANAでユナイテッド航空に乗り継ぎ
    • 3.5 サンフランシスコ国際空港
      • 3.5.1 JALでアメリカン航空に乗り継ぎ
      • 3.4.2 ANAでユナイテッド航空に乗り継ぎ
  • ラスベガス到着~ホテルまで
    • 4.1 ラスベガス・マッキャラン国際空港の歩き方
    • 4.2 ロストバゲッジ
    • 4.3 ホテルまでの交通手段
      • 4.3.1 タクシー
      • 4.3.2 UBER
      • 4.3.3 シャトルバス
      • 4.3.4 レンタカー
  • WSOP準備
    • 5.1 交通手段
      • 5.1.1 タクシー
      • 5.1.2 UBER
      • 5.1.3 シャトルバス
    • 5.2 会場
    • 5.3 トータルリワーズカード(Total Rewards Card)
    • 5.4 トーナメント登録(Registration)
    • 5.5 クレジットカード及びオンライン登録
  • WSOPトーナメント当日
    • 6.1 当日持って行くもの
    • 6.2 テーブル
    • 6.3 トーナメント開始
    • 6.4 トイレ
    • 6.5 食事
    • 6.6 賞金
      • 6.6.1 賞金の受け取り方
      • 6.6.2 ITIN
  • トーナメント選び
    • 7.1 WSOPブレスレットイベント
      • 7.1.1 コロッサス(2017年6月2日~7日)
      • 7.1.2 モンスタースタック(2017年6月24日~28日)
      • 7.1.3 ミリオネアメーカー(2017年6月10日~14日)
      • 7.1.4  $888 Crazy Eights 8-Handed No-Limit Hold'em(2017年7月1日~4日)
      • 7.1.5 レディーストーナメント(2017年7月7日~9日)
    •  7.2 WSOPサテライト
    • 7.3 リオデイリーディープスタックトーナメント
    • 7.4 他のカジノのトーナメント
      • 7.4.1 ベネチアンエクストラバガンザ
      • 7.4.2 プラネットハリウッド・Goliath Phamous Poker Series
      • 7.4.3 Aria Poker Classic
      • 7.4.4 Wynn Summer Classic
      • 7.4.5 Bellagio
      • 7.4.6 Golden Nugget、Binionsその他
    • 7.5 おススメ旅程(2016年の例)
      • 7.5.1 5泊7日
      • 7.5.2 7泊9日
  • おわりに

 

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世界でいちばん詳しいWSOP参加ガイド(まとめ版)

http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/shimadajp/20090727/20090727003412.jpg

 

2017年のWSOPには、これまでWSOPに参加したことのない日本人プレイヤーが多く参加されることを期待して、

世界でいちばん詳しいWSOP参加ガイド

を作成しました。

25000字以上の長文記事ですが、WSOPに参加される方は是非ご覧ください。

 

(1)旅の準備

shimapo.hatenablog.com

 

(2)出発当日

shimapo.hatenablog.com


(3)機内~米国入国

shimapo.hatenablog.com

 

(4)ラスベガス到着~ホテルまで

shimapo.hatenablog.com


(5)WSOP準備

shimapo.hatenablog.com


(6)WSOPトーナメント当日

shimapo.hatenablog.com

 

(7)トーナメント選び~おわりに

shimapo.hatenablog.com

世界でいちばん詳しいWSOP参加ガイド(7)トーナメント選び

トーナメント選び

http://www.wildnatureimages.com/images 4/081021-022..jpg

 

WSOPの旅程を組む際には、どれか1つ自分の参加したいコアイベントを決めてその前後でできるだけ多く参加できるトーナメントがある日程を選ぶのがよいと思います。

モンスタースタックミリオネアメーカー、あと女性であればレディーストーナメントを選ぶ人が多いように思います。

7.1 WSOPブレスレットイベント

WSOPの本イベントは、ブレスレットイベントとかナンバーイベントと呼ばれますが、参加費(バイイン)は565ドルから1万ドル以上まで、種類もテキサスホールデムからオマハ、セブンカードスタッド、2-7トリプルドローなどなど、色々なトーナメントが毎年70前後開催されます。


スケジュールは、メインイベントの日程が12月中下旬、全イベントの詳細が2月中旬くらいに発表されますので、自分が出たいトーナメントを好きに選びましょう。

ノーリミットテキサスホールデムに関していうと、565ドルバイインのコロッサス(2万人参加)が最も安く、あとは、1000ドル、1500ドル、2500ドル、3000ドル、5000ドル、1万ドルそれ以上と続きます。

メインイベントは参加費1万ドルで6500人くらい参加します。

 

参加費によってトーナメントの開始スタックが変わります。

2015年から参加費の5倍のスタックになりました。

(それまでは参加費の3倍の時期が長く続いていました。)
1000ドルイベントは、5000持ちスタート、2500ドルは12500持ちスタートという感じで、アマチュアもより長く楽しめる形式に変更されています。

ストラクチャはほとんどすべて1時間1ラウンドでメインイベントは2時間1ラウンドです。

1000ドルイベントでも5000持ち1時間1ラウンドなので充分楽しめますね。

 

感覚的には、1500ドル以下のイベントはアマチュアが多いですが、2500くらいからかなりプロが増え、5000ドル以上はプロばっかり、ただし、メインイベントだけは1万ドルでも序盤はアマチュアが多いというイメージです。

WSOP | 2017 | Tournament Schedule and Results

 


このほか特に注目すべきトーナメントを紹介します。


7.1.1 コロッサス(2017年6月2日~7日)

https://pnimg.net/w/articles/0/556/bd5191163a.jpg

565ドルの最低バイインで、5000持ち、1ラウンド30分(デイ2からは1時間)で、去年は21613人が参加して会場が毎年大混乱に陥ります。

優勝賞金は100万ドルでかなり夢のあるイベントです。

 

7.1.2 モンスタースタック(2017年6月24日~28日)

モンスタースタックは、1500ドルバイインで通常7500持ちのところ、15000持ちのスターティングチップになる人気のイベントです。

去年は6927人参加で優勝賞金は100万ドルを超えました。


7.1.3 ミリオネアメーカー(2017年6月10日~14日)

こちらも、1500ドルバイインで7500持ちスタートながら、優勝賞金が100万ドルを超えることが保証されている人気のイベントです。

去年は7190人参加で、2位まで賞金が100万ドルを超えています。


7.1.4  $888 Crazy Eights 8-Handed No-Limit Hold'em(2017年7月1日~4日)

こちらはWSOPのスポンサーになった888ポーカーにちなんで、888ドルバイイン、8人テーブル、優勝賞金888888ドルとなっているイベントです。7500持ちで1ラウンド1時間です。去年は6761人参加でした。

 

7.1.5 レディーストーナメント(2017年7月7日~9日)

https://www.cardschat.com/news/wp-content/uploads/2014/07/LadiesFEAT.jpg

その名のとおり女性用のトーナメントです。女性は1000ドルバイインですが、男性も1万ドル払えば参加できます。

去年は819人参加で優勝賞金は約15万ドルでした。

 

 7.2 WSOPサテライト

 ブレスレットイベントのほかに、リオでは、毎日サテライトトーナメントを開催しています。場所は大体Amazonルームです。

 

メインイベントのサテライトは、毎日午後8時から575ドルバイインで開催されており、10人参加ごとに1名に5000ドルのトーナメントチップ、メインイベントが近づくと20人参加ごとに1名にメインイベントの参加権(1万ドル相当)が与えられます。

賞金はWSOP関連のトーナメントでのみ使えるチップとして渡されます。他人に売ることや、メインイベント以外のトーナメントに出るのに使うこも可能です。

このほか、メインイベントデイ1A~Cの開催期間中には、135ドル~2080ドルまでバラエティに富んだサテライトトーナメントを午前8時から開催しています。

ストラクチャはこちら

 

7.3 リオデイリーディープスタックトーナメント

リオでは、毎日普通のトーナメントも開催しています。

  • 午後2時から235ドルバイイン(15000持ち30分1ラウンド)
  • 午後5時から185ドル(10000持ち30分1ラウンド)
  • 午後7時から365ドルターボ(20000持ち20分1ラウンド)
  • 午後9時から135ドル(5000持ち30分1ラウンド)

と開催しています。

デイリートーナメントと言っても2時のトーナメントは1000人、5時のトーナメントは500人以上が参加するので、ストラクチャは急ですが、かなりの賑わいで楽しめます。

 


7.4 他のカジノのトーナメント

WSOP期間中は、リオ以外のカジノも魅力的なトーナメントを開催しているので、トーナメント好きにはたまりません。これが私が皆さんにWSOPに行ってもらいたいと思う最大の理由でもあります。

 

どのトーナメントに出るかに当たって、2016年November9(メインイベント・ファイナリスト)のKenny Hallaertが毎年作ってくれるWSOP期間中のラスベガスのトーナメント一覧表は必読です。

www.dropbox.com

 


7.4.1 ベネチアンエクストラバガンザ

http://www.pokerstrategy.org.uk/wp-content/uploads/deep-stack-extravaganza-iv-at-venetian-poker-room-1027-1122.jpg

 

毎年人気のイベントです。

2016年は5月16日から7月24日まで毎日トーナメントが開催されました。

バイインも200ドル~600ドルのものが多くお手頃です。

ストラクチャは、10000持ち~15000持ち、1ラウンドは30分~40分のものが多いです。

 

www.venetian.com

 

7.4.2 プラネットハリウッド・Goliath Phamous Poker Series

https://pbs.twimg.com/media/CnEmj08XEAAqDOg.jpg

ベネチアンに次いで人気が出てきたトーナメントシリーズがプラネットハリウッドのゴリアテです。

こちらは100ドルくらいからバイインが始まりベネチアンより安く、参加人数も1000人を超えるものもあります。

https://www.caesars.com/content/dam/phv/Gaming/Poker Room/goliath-2017-public-release.pdf


7.4.3 Aria Poker Classic

http://www.pokertips.org/images/aria-poker-room-review.review.big.gif

11時と19時にトーナメントを開催しています。

11時からのトーナメントは375ドル~565ドルですが、メインイベントが565ドルで賞金総額100万ドル保証(優勝は20万ドル弱)なのは、なかなかいいと思います。

Ariaはできたのが比較的最近なので、ポーカールームも新しくて雰囲気がいいですね。

 

www.aria.com

 

7.4.4 Wynn Summer Classic

https://pnimg.net/w/articles/0/575/66819014f2.jpg

 Wynnは超高級ホテルの上にポーカールームが改装したばかりなので綺麗だと思います。私は改装してからはいってませんが。

WSOPと同じ時期にWynn Summer Classicというイベントを開催しています。

400ドルから1100ドルくらいのトーナメントが主で、メインイベントは1600ドルバイインで賞金総額750,000ドル保証、25000持ち1時間ラウンドです。

 

Wynn Poker

 

7.4.5 Bellagio

 ベラッジオは、ベラッジオカップという1万ドルイベントを開催していますので、WSOPメインに負けた人が参加することが多いです。

サテライトは1090ドルバイインなので、挑戦する価値はあるかも(?)

 

www.bellagio.com

7.4.6 Golden Nugget、Binionsその他

 このほか、ダウンタウンのGolden NuggetやBinionsといったカジノでも、500ドル以下のトーナメントが開催されています。

 

 

7.5 おススメ旅程(2016年の例)

7.5.1 5泊7日

正直5泊7日だと実質4日しか取れないので厳しすぎますw

 

6月24日(土)発で25日のMonster Stackのデイ1Bに出て、26~28日でファイナルテーブル、30日現地発7月1日帰国でしょうか。

デイ1Bで飛んだら26日の1500ドルバウンティイベントに出ます。

更に飛んだら27日の1500ドルイベントに出ます。

飛んだら28日はWynnの500ドルのデイ2トーナメントに出て、それも飛んだらRioのディープスタックでしょうか。

 

それか、6月10日(土)発で11日にミリオネアメーカーのデイ1B、同じくファイナルテーブルは14日で、15日現地発16日(金)帰国です。

飛んでいたら、12日は2620ドルの休憩なしマラソンイベントかベネチアンの600ドルイベント、更に飛んだら13日はPlanet Hollywoodの600ドルイベントかリオのデイリーディープスタックに出ます。

 

7.5.2 7泊9日

できれば、これくらいの休みはほしいところです。

これだと、6月24日(土)発で25日のMonster Stackのデイ1Bに出て、26~28日でファイナルテーブル、

飛んでいたら、26日は1500ドルバウンティイベント、更に飛んだら27日は1500ドルバウンティイベント、28日・29日はプラネットハリウッドの2000ドルメインイベントのデイ1C・Dに出て(ファイナルテーブルは7月1日)、飛んでたら30日はWSOPの1,500ドルイベント、7月1日(土)発2日(日)帰国です。

 

それか、6月10日(土)発で11日にミリオネアメーカーのデイ1B、同じくファイナルテーブルは14日で、飛んでいたら、12日は2620ドルの休憩なしマラソンイベントかベネチアンの600ドルイベント、更に飛んだら13日はPlanet Hollywoodの600ドルイベントに出ます。

14日はWSOPの3000ドル6max、15日は2500ドルイベントに出て、飛んだら16日はWynnの400ドルイベントかリオのデイリーディープスタックに出て、17日現地発、18日(日)帰国です。

 

 

おわりに

世界でいちばん詳しいWSOP参加ガイド、参考になったでしょうか。

これを見てWSOPに行った人の中からブレスレットホルダーが生まれることを期待しています。

 

カジノ法案が成立してもポーカーは合法化しません

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/12/Diet_of_Japan_Kokkai_2009.jpg

 

「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案」いわゆる「IR法案(カジノ法案)」の審議が(というか審議が見送られて)話題になるたびに、定期的に話題になって何度も何度も説明している内容なので、ブログ記事にしておきます。


いわゆるIR法案(カジノ法案)は日本におけるカジノを合法化・解禁するものですが、ポーカーの合法化には全く関係ありません

たとえカジノが合法化されたとしても、ポーカーが合法化されるわけではありません

 

前提

日本は自由主義国家ですので、法律で禁止されていたり、他人の法律上の権利を侵害しない限り、何をしても法的には問題ありません。

 

刑法の禁止規定

カジノを経営したり、お金をかけてポーカーをすることは、刑法第185条及び第186条で禁止されています。

 

(賭博)

第185条  賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。

(常習賭博及び賭博場開張等図利)

第186条 常習として賭博をした者は、三年以下の懲役に処する。
2 賭博場を開張し、又は博徒を結合して利益を図った者は、三月以上五年以下の懲役に処する。

 

 

具体的には、お金を賭ける客側は185条及び第186条第1項の賭博・常習賭博罪賭博をする場を提供するカジノ・ポーカールーム側は第186条第2項の賭博開帳図利罪が適用されます。

 

ポーカールーム側が場代(rake)を取っていなくても、客同士でお金を賭けてポーカーをやっていた場合は、少なくとも客には賭博罪が適用されます。

ポーカーは運のみでお金を賭けるギャンブル(いわゆる偶然性のゲーム(game of chance))ではなく、技能で差が出る知的ゲーム(スキルゲーム)なので、お金を賭けても賭博には当たらないのではないか、という意見もたまに見かけますが、日本では関係ありません

国によってはスキルゲームが適用除外となる国もありますが、少なくとも日本では、完全情報ゲームで運が全く左右しないと思われる囲碁将棋でお金を賭けても賭博に該当するという判決があるので、賭けポーカーは当然のごとく賭博に該当します。マインドスポーツとして認められてもオリンピック競技になっても関係ありません。

 

特例措置

刑法で禁止をされている賭博を合法的に行うには、①刑法第35条に基づき特別法を作って例外措置を設けるか、②刑法を改正して賭博罪の規定を削除等するしかありません。
刑法を改正して賭博を全面解禁するのはあり得ませんので、基本的には特別法を制定して違法性を阻却するのが主流です。

 

(正当行為)

第35条 法令又は正当な業務による行為は、罰しない。

 

具体例としては、競馬法自転車競技法(競輪)モーターボート競争法(競艇)のようなものから、金融商品取引法(FX等)当せん金付証票法(宝くじ)スポーツ振興投票の実施等に関する法律(toto)不当景品類及び不当表示防止法(懸賞金)など、賭博行為を合法化する法律は多岐に渡ります。
現金以外を賭ける場合でも、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(パチンコ、射的、輪投げ等)のような特別法が必要となります。

競馬法

第1条 日本中央競馬会又は都道府県は、この法律により、競馬を行なうことができる。

(勝馬投票券)

第6条 日本中央競馬会は、券面金額十円の勝馬投票券を券面金額で発売することができる

(払戻金)

第8条 日本中央競馬会は、勝馬投票法の種類ごとに、勝馬投票の的中者に対し、その競走についての勝馬投票券の売得金(・・・)の額に百分の七十以上農林水産大臣が定める率以下の範囲内で日本中央競馬会が定める率を乗じて得た額に相当する金額(・・・)を、当該勝馬に対する各勝馬投票券に按分して払戻金として交付する。

 

 

そこで、賭博開帳図利に該当するカジノ業を解禁する法律として、いわゆるIR法案・カジノ法案の制定が検討されているわけですが、ここで合法化を目指している対象にポーカー(ポーカールームの経営)が当然の如く入るのかどうかが問題となります。

 

カジノ法案の法的構成

IR法案に基づく実施法(カジノ事業法)の詳細は明らかになっていませんが、ここで合法化を目指す行為は、一義的には、「①カジノ事業者がカジノを作って、②そこにお客さんを呼んで、③お客さんとカジノがブラックジャック、ルーレット、バカラ等のいわゆるカジノゲームによる賭博をすること」を合法化する形式になると考えられます。

特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案

(カジノ施設関係者に対する規制)

第九条 カジノ施設の設置及び運営をしようとする者(当該カジノ施設の設置及び運営に係る事業に従事しようとする者を含む。)、カジノ関連機器の製造、輸入又は販売をしようとする者並びにカジノ施設において入場者に対する役務の提供を行おうとする者(以下「カジノ施設関係者」という。)は、別に法律で定めるところにより、第十一条のカジノ管理委員会の行う規制に従わなければならない

 (カジノ施設の設置及び運営に関する規制)

第十条 政府は、カジノ施設の設置及び運営に関し、カジノ施設における不正行為の防止並びにカジノ施設の設置及び運営に伴う有害な影響の排除を適切に行う観点から、次に掲げる事項について必要な措置を講ずるものとする。

 一 カジノ施設において行われるゲームの公正性の確保のために必要な基準に関する事項

 二 カジノ施設において用いられるチップその他の金銭の代替物の適正な利用に関する事項

 三 カジノ施設関係者及びカジノ施設の入場者から暴力団員その他カジノ施設に対する関与が不適当な者を排除するために必要な規制に関する事項

 四 犯罪の発生の予防及び通報のためのカジノ施設の設置及び運営をする者による監視及び防犯に係る設備、組織その他の体制の整備に関する事項

 五 風俗環境の保持等のために必要な規制に関する事項

 六 広告及び宣伝の規制に関する事項

 七 青少年の保護のために必要な知識の普及その他の青少年の健全育成のために必要な措置に関する事項

 八 カジノ施設の入場者がカジノ施設を利用したことに伴い悪影響を受けることを防止するために必要な措置に関する事項

2 政府は、前項に定めるもののほか、外国人旅客以外の者に係るカジノ施設の利用による悪影響を防止する観点から、カジノ施設に入場することができる者の範囲の設定その他のカジノ施設への入場に関し必要な措置を講ずるものとする。

http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g18901020.htm


要は、カジノが胴元となり客との間で賭博をすることの合法化を目指すことになります。
この場合、ブラックジャック、ルーレット、バカラ、大小、スロットなどは、種目は違いますが、法的に合法化の対象(刑法の適用除外を目指す対象)は同じなので、一般類型として、カジノと客の賭博行為が合法化された場合には、ブラックジャックだけでなくバカラも合法化してほしいとか、ルーレットだけでなく大小もというのは、さほどハードルは高くありません。

ポーカーといっても、同じくカジノ対客の賭博になるビデオポーカーやカジノゲームのテキサスホールデムやパイガオポーカーは、カジノが合法化されれば合法化される可能性は高いと言えます。

 

ポーカーへの適用

それでは我々が望んでいるようなタイプのポーカー(テキサスホールデムやオマハなどのリングゲームとトーナメント。以下同じ。)についてはどうでしょうか?

ポーカーについては、カジノ業と合法化しなければいけない行為が法的に異なるため、カジノゲームが合法化されても当然には合法化されることはありません

ポーカーは、客同士が賭博をするものであり、カジノやポーカールームは、場代や手数料を取るだけの主体になります。

この場合、合法化しなければいけない行為は、客同士がポーカーで賭博をすること(とその賭博の場をカジノが提供すること)になります。

現在、カジノ法案で客同士の賭博も併せて合法化しようという動きは一切見当たりません。よって、合法化する動きが特にない以上、カジノ法案が成立しても、客対客の賭博であるポーカーは合法化されることはないと見るのが極めて自然な解釈となります。

 

おわりに

海外のカジノに行くと当然の如くポーカーがあるので、カジノが解禁されれば、ポーカーも解禁されると考えてらっしゃる方も多かったかもしれません。

それでは、ポーカーと同じように客対客ゲームである賭け麻雀や賭け将棋が、カジノが合法化されれば当然の如く合法化されると思っていますか?

法的構成では、ポーカーが合法化されるのは、賭け将棋・賭け麻雀が合法化されることとほぼ同義です。
むしろ、カジノ法案に伴って合法化される可能性は、(胴元対客の賭博なので)一見遠そうに見えるパチンコの方が法的にはより高いです。

そのような動きはありませんが、こちらは法的構成を変える必要がない(許可する種目を追加するのみで対応可)ので、ポーカーの合法化よりは法的には圧倒的に容易と言えます。

スポーツ振興くじでJリーグだけでなく海外サッカーも対象にするのは難しくなくても、野球や相撲を対象にするのが未だ難しいことを考えると、社会的には決して容易ではありませんが。

 

したがって、ポーカーを合法化するには、カジノ法案とは別に客対客の賭博行為を合法化する特別法を制定する必要があり、そのような動きがない以上、現時点ではポーカーが合法化される可能性は極めて低いと言わざるを得ないということになります。

 

以上

 

世界でいちばん詳しいWSOP参加ガイド(7) 完

7 トーナメント

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WSOPの旅程を組む際には、どれか1つ自分の参加したいコアイベントを決めてその前後でできるだけ多く参加できるトーナメントがある日程を選ぶのがよいと思います。

モンスタースタックミリオネアメーカー、あと女性であればレディーストーナメントを選ぶ人が多いように思います。

 

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