ポーカーの高速道路とけものみち

     自分の大好きなポーカーに関する戦略などを紹介



このブログについて

自分の大好きなポーカー(特にTexas Hold'em(テキサスホールデム))
というゲームに何か貢献ができないかと思い、ブログを始めました。    
ポーカーに関する戦略などを紹介していきたいと思います。         

ポーカーのトレーニング方法(初心者向け)

初心者の方がポーカーに強くなるために、実際にどのようにトレーニングをすればよいか、いくつかのアイデアをご紹介したいと思います。

 

こちらの記事も併せてご覧ください。

shimapo.hatenablog.com

 

 

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経験値をあげる

とにかくプレイするハンド数を増やさないといけません。

これは、ハンドレンジを広げて不必要にプレイするハンドを増やすという趣旨でなく、リングゲームでもトーナメントでもどちらでもよいので、とにかく多くプレイして経験値を増やすのが重要だということです。
プレイ数が少ないのにポーカーが上手くなった人は存在しません。
上手くなるには相当程度の経験が必要になります。

 

ただし、漫然とプレイ数を増やして10万ハンド、30万ハンドとプレイしてもそれだけでうまくなるわけではありません。予習はもちろん復習も必要になります。

プレイ中にミスをしたと思うハンドをメモして復習し、次は同じシチュエーションで同じミスをしないようにしなければなりません。

ミスをしたと思うハンドの記録は簡単だと思いますが、判断に迷ったハンド相手にされて嫌だったプレイ(よいプレイ)も記録してどうすべきだったか、どう対抗すべきか、自分も同じプレイをできるか復習する必要があります。

このほか、自分でも気づかないミスも修正する必要がありますが、これは独学ではどうしようもありませんが、最も改善の余地が大きい部分です。

また、ミスの修正や判断に迷ったハンドをどうすべきかなどについて、独学で正解に辿り着くのは極めて困難か、非効率なので、次のような選択肢を採用するのがよいと思います。

 

コーチング

最も容易なのは、身の回りでポーカーが上手いと思っている人に教えてもらうことです。

ポイントは、自称上手い人ではなく、客観的なデータで成績がよいことが分かっている人でかつ人にものを教えるのが得意な人を選ぶことです。最初に師事する人を間違えると修正が大変なので慎重に選ぶ必要があります。
ネット上でコーチングを提供している人に師事をするのもよいですが、リアル社会より偽るのが簡単なので、より客観的なデータで精査することが必要です。
また、同時に複数の人のアドバイスを受けるのは、最初は得策でありません。議論が拡散したり体系的で整合の取れた理論が身につかなくなるからです。

同様に、多人数でのポーカーに関する議論も、楽しいのは事実ですが、俺はこう思う、いや俺はこう思うといった非生産的な議論に終始する場合が多いので、非効率だと思います。(Twitterでのこのハンドどうプレイすべき?といったアンケートに意味がないのと同様です。)

ある程度のレベルに達したあとで、一方向のコーチングで上達があまりできなくなってから、同じくらいのレベルの人間でスタディグループを作るのはよいと思います。

 

PokerSnowie

PokerSnowie(ポーカースノーウィ)は独学でポーカーのトレーニングをするのに極めて優れたツールです。複数のAIと対戦できるスノーウィトレーニングでは、何万ハンド何十万ハンドプレイしても、お金を失うおそれはありませんし(増えることもないですが)、このような厳しいフィールドで長時間プレイできる環境は、実際にはなかなかありません。プレイしたすべてのハンドについてどのようなプレイが最適か検証することができます。
相手が強すぎるからといってついていけないということにはなりませんので、初心者の方にもおすすめというか、初心者の人ほど役に立つツールなので、数万ハンドプレイすべきだと考えます。
(実戦で初心者の方が数万ハンドプレイして上達するのは、金銭面からかなり大変で効率的ではありません。)

先ほど挙げた復習についても、シナリオ機能を使って、PokerSnowieならどのようにプレイするか検証することもできます。

PokerSnowieの詳しい使い方はこちらの記事を参考にしてください。

shimapo.hatenablog.com

 

PokerSnowieは、スノーウィトレーニングも、シナリオ機能も、いずれも相手がPokerSnowie並みにバランスの取れた極めて強いプレイヤーであることを前提にした正解となるプレイであることに留意してください。ただ、スノーウィ相手にするプレイを正解と捉えても、それほど大きく間違うことはないと思います。

スノーウィトレーニングには、トーナメントでの対戦機能もありますが、こちらはアンティありを選んでもかなり終盤にならないとアンティが発生しないので、1ラウンド目からアンティが発生する現代のトーナメントと大きく違うことにも留意してください。

ただ、各自スタックサイズが異なる状況下で複数人プレイ(マルチウェイ)をトレーニングできるソフトは他にはありませんので、割り切って使用するとともに、私も将来的な改善を期待しているところです。

また、PokerSnowieがなぜそのアクションを最適だと判断したかという理由付けは明示されませんので、コーチングと組み合せることが必要です。
初心者の間は、ただ盲目的に暗記して標準的なプレイが何か身につけるするのもよいかと思います。

 

PioSolver

PioSolverを使うとヘッズアッププレイで、各人のハンドレンジやベットの選択肢が特定の状況下で、どのようなプレイ(の組み合わせ)が最適か計算することができます。
また、ハンドレンジやベットの選択肢がどのように変われば最適じゃなくなるか、最適な選択肢を外れたプレイヤーにどのようなプレイをすればより期待値があがるか(どのようにエクスプロイトすべきか)も計算できます。

さらに、特定のハンドレンジとベットの選択肢を持った2者の間でどのようなフロップ(ボード)がどちらにどれくらい有利かなどを分析する(集合分析)することもできます。

この点が、所与のハンドレンジと選択肢に対するアクションの選択肢しか分からないPokerSnowieとの大きな違いです。一方で、PioSolverは複数人が参加しているときのプレイは計算できません。
また、なぜそのアクションが最善なのかの理由付けが明らかでない点はPokerSnowieと同様で、結果の読み取りはより難解なので、初心者のうちに手を出すのは、よほどプラグラミングや統計に長けた人でなければ得策でないと考えます。

使い方のイメージは次の記事の最後で説明しています。

shimapo.hatenablog.com

 

 

その他

このほかオンラインポーカーをされている方であれば、ポーカー統計ソフトを活用することも有用ですが、初心者の間は難しいと思うので、ここでは省略します。

 

おわりに

最後にまとめると、

  1. ハンドをとにかく多くプレイすること。その最中に気になったハンド(ミスしたと思ったハンド、判断に迷ったハンド、相手にされて嫌だったプレイ等)をメモして復習すること、
  2. 信頼できるプレイヤーからコーチングを受けること
  3. PokerSnowieで練習すること
  4. PioSolverで解析すること(1~3をある程度やってから)

が有用だと考えます。

 

以上皆さんの参考になれば幸いです。

疑問点等あればコメントやTwitter(@shimadapoker)で遠慮なく質問してください。

ポーカーの勉強方法

2年前に書いた記事を今もたくさんの方に読んでいただいているようなので、
今回ポーカーの勉強方法についてリライトしました。

 

 

  • はじめに
  • 総論
  • ABCポーカー
  • 学習レベル
  • バランスとエクスプロイト
  • Hold’em Manager/Poker Tracker 
  • PokerSnowie
  • PioSolver

 

はじめに

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この記事では、アマチュアポーカープレイヤーがポーカーを勉強したらよいかについて説明します。

対象者は、ポーカーを始めて1か月から半年くらいの人で、ルールは覚えてポーカーの面白さは分かったけどイマイチ勝ちきれないのでどうやって勉強すればもっとポーカーが上手くなるか、という問題意識を持っている主に初心者の方です。

この記事を読んでポーカーを勉強することで、

・3か月から半年くらいで国内のアミューズカジノのトーナメントでブイブイ言える

・海外のトーナメントでもインマネ(入賞)や優勝が夢じゃない

といったレベルになれると思います。

 

 

 

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